ロングブレス
的確なトレーニングを導き出す為に「何をみているか?」
人間は、顔・身体がそれぞれ違い、生活習慣などを考慮すると、一卵性の双生児でも声は一人一人違います。
人体構造は共通しているので、取り組むべきことは同じでも、どうレッスンしていくか?本当にそれぞれ千人千様です。
では、一人一人のカリキュラムを、レッスンをしながらどう組み立てているのか?
今回はトレーナーの視点をお伝えします。
取り組むべき要素
ボイストレーニングで取り組むことは
・バランス
・呼吸
・咽頭
・共鳴
・調音
・身体表現
の6つで、この能力を総合的に鍛えるプログラムでレッスンをしています。
レッスンの流れ
①呼吸&体操
②呼吸&リズム
③呼吸筋トレーニング
④表情筋をほぐす
⑤表情筋トレーニング
⑥調音&発声練習
⑦日本語発音練習
⑧歌唱レッスン
全ての方にこの流れでレッスンを行います。
その中で、どう出来ているか?で6つの要素のどこを重点的に鍛えるか?を判断します。
身体の使い方を変える
筋トレか?柔軟か?
どの場所・部位か?
を観察し、日常生活で取り組める「身体の使い方」を指導します。
正確性(規則)をレッスン
音楽の3要素
・律動(リズム)・旋律(メロディ)・和音(ハーモニー)
の正確性に欠ける部分を具体的に指摘&指導します。
表現力(個性)をレッスン
音の3要素
・音の高さ(音波の周波数)・音の大きさ(音波の振幅)・音の音色(音波の波形)
どう表現したいか聞き、伸ばすポイントを指摘&指導します。
人体は総合体です。
一つ一つの積み重ねが大切です。