上達に必要なことをマネジメントで導く
「レッスン(授業)をしているか?」
OR「トレーニング(練習)をさせているか?」
以前のコラム「体験レッスンって何?」で、岐阜のボーカルコースを主体とした大手音楽スクール2社で、一番生徒数を抱えトップ講師だった水谷と、他の講師との違いについてお伝えしました。
他のスクール・講師でレッスンを受けたことがある方は、体験レッスンの時点で違いを感じて頂けるようです。
では、体験レッスンの内容が違うのか?
大きくは変わらないと思いますので、やっている内容を簡単にお伝えします。
体験レッスンの内容
①カルテを記入して頂く
②カウンセリング
③レッスンの流れを説明
④歌唱して頂く
⑤ボイストレーニング
⑥再度歌唱して頂く
⑦レッスンのまとめ
⑧スクールのシステム説明
どこのスクールもこの流れで体験レッスンがあり、レッスンを受けて見てスクールに入会をするか?の判断をします。
他の講師との大きな違い
体験レッスンが同じ流れなので、講師の良し悪しは「レッスンの相性」で決めることが多いでしょう。
しかし、生徒から多く言われることがあります。
「理解できた」「納得した」と言う言葉と「すごく勉強になった」と言う一言です。
他講師との決定的な差は何か?
それは私が「マネジメント」経験者である事が大きな要因となっていると考えます。
レッスンを「マネジメント」の一環としてコーチングを行い、レッスン内容を構成し実施しています。
マネジメントの必要性
先ず、体験レッスンに来られるほとんどの方が「音楽家」ではありません。
①本人が自分のレベルを把握していない
②上達したい目的が定まっていない
という状態で、簡単な知識をソーシャルメディア等で漠然と入れて来ます。
ボイストレーニングが「実は・・なんだかよく分かってない」方が大半なのです。
ですから、ボイトレを体験することよりも「ボイストレーニングが何か?を理解する」必要があるあるのです。
私は健康で健全に生きる為に、全ての人にボイストレーニングが必要だと思っています。
体験レッスンで「ボイストレーニングがどんなものか?」理解出来れば、全ての人が必要とするものだと確信しています。
その必要性を理解してもらう為に「マネジメント」を行っています。
次回はレッスンで行っている「マネジメント」についてお伝えします。