話し方レッスン〜応用編〜
日常生活にない物事には緊張はつきもの
やったことがないことは『出来るか?』『出来ないか?』分からないのが当然です。
初めてのことに「ドキドキする」という緊張は、
出来るか?出来ないか?という心理的不安から生じるものです。
「あがり症の方」と「緊張を楽しめる方」の差
実は、緊張時に
「どうしよう」と不安になりあがってしまう方と
「チャンスを楽しもう」と思える方の差は、
物事に取り組む以前の『考え方』から違います。
物事には「何らかの結果」がつきまといます。
大きなチャンスには、成功(出来た)した時「大きな結果」があります。
では、出来なかった時はどうでしょう?
「大きく失敗」するのでしょうか?
ギャンブルのような「博打・賭け」であれば、想像・予想と違う=負け・失敗はありえるでしょう。
しかし、皆さんが「あがり症を何とかしたい」と思う対象の場面は賭け事ではない筈です。
大なり小なり「いつもと違う場面・舞台」には緊張はつきものなのです。
自分がなぜ緊張しているのか?を論理的に考えましょう。
タイプは4つ
①胸騒ぎ
●直前(数時間前)に発症します。
この状態を楽しむことを学びましょう。
物事に取り組み出せば、この胸騒ぎは消えてしまいます。
②自意識過剰
●考えるたび発症します。
他人からの評価を病的に意識する症状です。
なんの為にやるのか?を見失っっているケースも多いです。
・やるべきことの『本質』を理解しましょう。
・自己認識の感覚を発達させましょう。
この2つのステップが必要です。
③準備不足による様々な感情
●数日〜数週間前から継続的に発症します。
コミュニケーションが苦手な方が抱えることの多い症状です。
準備出来ない自分を、周囲の協力を得て変えましょう。
「どう準備すれば良いか分からない」のであれば、
「どう準備するか?」教えてくれる人を探しましょう。
準備が出来ない事情があれば、事前に相談し代役を立てましょう。
それ以外はどんな対応も適当ではありません。
④病的なおびえ、恐怖心、不安、パニック
●時を選ばず発症します。
何らかのトラウマ(心的外傷)があります。
発症原因を思い出さないようにすることで、忘れている場合もありますが、
取り組んでいる最中に記憶がフラッシュバックする方もいます。
改善には努力が必要で、時間がかかることもあります。
しかし、効果はあります。
自分の背景を考慮してくれるトレーナーと取り組みましょう。
この4つに当てはまらないという方に多いのが②自意識過剰です。
全部に当てはまるという方に多いのが③準備不足による様々な感情です。
カウンセリングをすれば、どれかに当てはまります。
つまり、この4つ以外はありません。
対処法はそれぞれ違います。
4つの症状を特定し、区別できるようにすることが大切です。
なぜなら、同時に対処しようとすると、考えがまとまらず上手くいかないからです。
ご自身がどのタイプに当てはまり、どう対処していけが良いか?
お悩みの方は、ご相談ください。