あがり症の対処法〜心肺機能を上げる必要性〜
「話し方レッスンって何?」のコラム内で、岐阜六条ミュージックスクールでは、
話し方のレッスンと共に「あがり症の対処法」の指導も可能とお伝えしました。
あがり症の方には身体と心(考え方)に共通事項があり
マイナスのクセは、他の「生きづらさ」にも繋がっています。
訓練によって改善していけることは、自分の為に改善した方が良いと言えるでしょう。
「心の緊張」と「身体の緊張」を分ける
オリンピックで金メダルをとった選手のインタビューを
「成功の秘訣」として聞くようにしていますか?
世界が注目する4年に一度の大舞台で、自分が長年取り組んできた全ての力を発揮する。。
思ったように身体が動かなければ良い結果は出せません。
金メダルを取った選手が「緊張しなかった」訳では無いのは、インタビューを聞くと分かります。
緊張を楽しむことで活力に変化したり、
緊張して記憶がないような極限状態(ゾーン)で
何も考えないからこそ、いつも通りの「最善」が出せる。
パターンは様々でしょうが、オリンピックに行くまでの課程で、
ベストパフォーマンスが出せる「緊張のコントロール」を手に入れた賜物でしょう。
身体の緊張を緩め、心の萎縮を「自分本来の大きさ」に戻す
先ず、あがっている時は、心だけでなく身体もあがっていることに気づきましょう。
そして、身体だけでも「下げる」「落ち着ける」意識を持ち
身体の上がっている部分を落とし、下げる動作・行動をするのです。
①健康度を上げて身体を支える芯を作る
②身体を下げる(置く)コツを掴む
③緊張を受け入れる
④身体の緊張をほぐす
⑤自分の存在感を高める
⑥緊張をほどく動作を覚える
次回から具体例を含めお伝えしていきます。