身体の芯バランスをとる6つの場所
前回のコラムで、トレーニングの効果・上達する為に普段の生活で気をつけることがあり、
それは「身体を疲労させない」こととお伝えしました。
身体が疲労していると、トレーニングが身に付きにくいからです。
疲労しないために重要なことは、身体の循環を良くすること
具体的に気をつけることは
大きく3つ
①飲食
②排泄
③睡眠
です。
この3つについては、別に詳しく解説します。
今回は、身体の循環を良くするために必要な、もう一つよく歩くことの重要性を解説します。
よく歩くことの重要性
この「よく歩く」と言うことは、
健康に関する側面
音楽的要素であるリズム感に関する側面
両方に大きく作用します。
まず、健康に関する側面です。
高瀬労働省からは、1日8,000歩相当の運動が推奨[されています、
10分で約1,000歩です。
8,000歩だと80分、1時間20分です。
具体的な数字を出すと「出来てない」という方がほとんどです。
健康に気をつけていて、スポーツジムなどに通っていると話す方でも、毎日1時間20分歩いているか?と聞くと出来てない方が多いです。
そのくらい「歩けていない」人が多いのが現状です。
歩くことで血液が全身を巡り、循環が良くなります。それによって、毒素が留まりにくくなる。そして毎日継続していくことで「バランスの取れた筋力が全身に付く」ことも大切な要素です。
もう一つ音楽的要素であるリズム感に関する側面です。
楽曲にはテンポ(BPM)があります。これは1分間に何回拍を打つかです。
テンポ120は、1分間に120回拍を打ちます。
大体の楽曲は、1曲3分〜5分の間変わらずテンポをキープすることが求められます。
よく歩いてない方は、このテンポキープが上手く出来ないことが多いです。
テンポキープする体力=よく歩く筋力・持久力だからです。
よく歩くことは、基礎体力を向上させ、筋力・持久力を鍛えていく
歌唱力向上の為に、日常生活から取り組めることはたくさんです。
是非、意識してよく歩いてみてください。