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水谷回佑プロはぎふチャンが厳正なる審査をした登録専門家です

呼吸のための筋肉

水谷回佑

水谷回佑

テーマ:ボイストレーニング 健康

人は1日に17,000〜23,000回ほど呼吸をしている

人は意識しようとしまいと「呼吸」をしています。
そしてこの「呼吸」は声の原動力(パワー)です。
ですから、呼吸に関わる筋肉を鍛えていくのはボイストレーニングの大切な要素となります。

歌手の呼吸は普通の人の呼吸と少し違う

生命維持のために行われている呼吸と、歌唱に使われる筋肉や骨・軟骨は同じです。しかし、違う組み合わせだったり違う順序で使われるのです。歌唱には様々なジャンル・テクニックがあります。それと同様に呼吸にも様々なテクニックがあり、その時々でどのような呼吸を必要とするかが異なります。

空気が出入りするのは肺

胸式呼吸・腹式呼吸という言葉を多くの方が知っています。
歌を歌うときは腹式呼吸で!と指導されることが多いので「腹式呼吸が上手く出来ないから歌えない」と悩む方も多くいます。ここで大きな間違いをしている方がとても多いです。その間違いとは腹式呼吸=お腹に空気が入ると思うことです。空気が入るのは肺です。しかし、肺は筋肉ではなく「スポンジ状に出来た器官」です。肺に空気を出入りさせる(呼吸)ためには肋骨と横隔膜を動かす必要があります。
肺を動かすのを
・胸郭付近の筋力が優勢に行うのが胸式呼吸
・腹筋・骨盤付近の筋力が優勢に行うのが腹式呼吸
歌唱に必要な呼吸をストレスなくコントロールさせるには、胸郭付近の筋肉も・腹部の筋肉も必要なのです。

呼吸のために使われる主な筋肉
①横隔膜
②肋間筋
③腹筋
④骨盤底の筋肉
ですが。。。
ここだけやればいいと言うことはありません。

人体は神秘霊妙に様々な器官からなりたった総合体です。
バランスよく、満遍なくトレーニングしていくことが必要で大切なのです。

次回は、岐阜六条ミュージックスクールで行なっている基礎トレーニング
「ボイスエクササイズ」
についてお伝えしたいと思います。

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水谷回佑
専門家

水谷回佑(ボイストレーナー)

岐阜六条ミュージックスクール

アレクサンダー・テクニークに基づく体の使い方を指導。健やかな体へ導き、歌唱力向上はもちろん、話し方・あがり症などの苦手克服、趣味の方からプロデビューを目指す方まで、幅広く対応致します。

水谷回佑プロはぎふチャンが厳正なる審査をした登録専門家です

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