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「修理代が車の価値を超えた」…保険会社に「全損」

古田昌也

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テーマ:クルマのトラブル

「修理代が車の価値を超えた」…保険会社に「全損」

と言われても直す3つの方法【岐阜で愛車を諦めない】

こんにちは。岐阜県岐阜市雪見町、県道岐阜各務原線(長良橋通り)からアクセスしやすい場所にある「フルタ自動車鈑金」代表の古田昌也です。

交通事故の被害に遭った際、怪我の痛みと同じくらいショックなのが、保険会社(アジャスター)から告げられるこんな言葉ではないでしょうか。

■「お客様のお車は年式が古いため、時価額が30万円しかありません」
■「修理見積もりが50万円ですので、今回は『全損』扱いとなります」
■「修理代は30万円までしか出せません。廃車にして買い替えてはどうですか?」

これを専門用語で「経済的全損」と呼びます。
車自体は物理的に直せる状態なのに、「車の今の価値よりも、修理代の方が高い」という理由だけで、強制的に修理を諦めさせようとするルールです。

「長く乗っているから愛着があるんだ!」
「調子も良いし、まだ乗り続けたいんだ!」

そう思っても、経済の論理で切り捨てられてしまう…。これほど悔しいことはありません。
しかし、そこで泣き寝入りして廃車にする必要はありません。

私たちフルタ自動車鈑金は、そんな「愛車を諦めきれないオーナー様」の味方です。
今回は、経済的全損と言われても、持ち出し費用を抑えて愛車を復活させるための「プロの知恵」をお伝えします。

1. なぜ「全損」になるのか?時価額の落とし穴

まず、敵(?)を知ることから始めましょう。
保険会社が提示する「時価額」は、主に「レッドブック」と呼ばれるオートガイド社の自動車価格月報などを参考に決められます。

新車で300万円した車でも、10年、15年と経てば、市場価値は数万円〜数十万円まで下がります。
一方で、修理にかかる「部品代」や「工賃」は、車が古くなっても安くはなりません。むしろ部品が希少で高くなることさえあります。

【時価額(30万円)】 < 【修理代(50万円)】

この不等式が成り立った瞬間、保険会社は「30万円払うから、あとは廃車にするなり、差額を自分で払って直すなりしてください」と通告してくるのです。
これが経済的全損の仕組みです。

2. 方法①:「対物超過特約」を確認する

もし今回の事故が、相手がいる事故(相手の過失が大きい事故)だった場合、真っ先に確認すべきなのが「対物超過修理費用特約」(通称:対物超過)です。

これは、相手方の保険に付帯されている特約で、「もし修理代が時価額を超えてしまった場合、+50万円まで上乗せして払いますよ」という、非常にありがたい条項です。

【例:時価30万円の車で、修理代が50万円の場合】

■ 特約なし: 30万円しか出ない。(20万円は自己負担)
■ 特約あり: 時価30万円 + 超過分20万円 = 50万円全額が出る!
最近の任意保険には自動付帯されていることが多いですが、保険会社担当者は積極的に「使えますよ」と教えてくれないケースもあります。
まずは「相手の保険に『対物超過』はついていますか?」と確認してください。もし分からなければ、私たちが間に入って確認・交渉することも可能です。

3. 方法②:「リサイクルパーツ」で修理代を圧縮する

「相手がいない自損事故だった」
「相手が無保険だった」
「対物超過を使っても、まだ予算が足りない」

そんな場合でも、諦めるのはまだ早いです。
ディーラーなどが出す見積もりは、基本的に「すべて新品部品」で計算されています。これを「リサイクルパーツ(中古部品)」に変えるだけで、景色はガラリと変わります。

例えば、ドアの交換が必要な場合。


新品:
ドアパネル5万円 + ガラス移植工賃 + 内張り部品代 + 塗装費 = 約15万円
中古(同色):
中古ドア3万円(ガラス・内張り付き) + 磨き・調整 = 約5万円

このように、部品の状態や色のマッチング次第では、修理費用を半額以下に抑えられることも珍しくありません。
フルタ自動車鈑金は、全国の優良リサイクルパーツ網を持っています。
「予算30万円以内で直したい」とご相談いただければ、その範囲内で収まるような部品を探し出し、プランニングします。

4. 方法③:「交換」ではなく「板金」で直す

もう一つ、修理費用を下げる方法があります。それは「安易に部品交換しない」ことです。

最近の修理工場やディーラーは、効率を重視して「へこんだら即交換」という判断をしがちです。新品交換の方が、手間がかからず利益率も良いからです。
しかし、私たちは「板金屋」です。
叩いて直せる鉄板なら、時間をかけて叩き出し、パテで成形し、塗装して直します。

部品代がかからない分、職人の技術料(工賃)だけで済むため、総額を安く抑えることができます。
特に、生産終了して部品が手に入らない旧車の場合、この「直す技術」だけが頼みの綱となります。

5. 「見た目は気にしないから、走れるようにして」もOK

経済的全損の場合、「完璧に元通り」を目指すと予算オーバーになることがあります。
そんな時は、修理の優先順位を話し合いましょう。

■「バンパーのキズはそのままでいい」
■「ドアは少しへこみが残ってもいいから、雨漏りだけしなければいい」
■「機能部品(足回りやライト)だけはしっかり直して、車検に通るようにしたい」

このように、お客様の「妥協できるライン」と「譲れないライン」を明確にすることで、限られた保険金(時価額)の中で最大限の修理を行うことができます。
大手チェーン店では断られるような柔軟な対応も、個人店であるフルタ自動車鈑金なら可能です。

6. 岐阜で「廃車」を宣告されたら、最後に当店へ

愛車には、カタログのスペックや市場価格には表れない「思い出」という価値があります。
家族と旅行に行った思い出、子供の送り迎えをした日々、初めて買った時の高揚感。
それを「30万円の価値しかない」と他人に決めつけられ、スクラップにされるのは悲しすぎます。

フルタ自動車鈑金は、そんなオーナー様の「直したい気持ち」を大切にします。
「他店で全損と言われた」
「修理代が高すぎて払えない」

そう言われても、すぐに廃車の手続きをしないでください。
その見積書を持って、岐阜市雪見町の当店へお越しください。

「リサイクルパーツ」「板金修理」「特約の活用」…
私たちが持つすべての引き出しを使って、愛車をもう一度走らせる方法を一緒に考えます。

■お問い合わせ・店舗情報
フルタ自動車鈑金(フルタジドウシャバンキン)
代表:古田 昌也

住所: 〒500-8136 岐阜県岐阜市雪見町1-5-17
(県道205号・長良橋通り「雪見町」交差点すぐ。Googleマップで「フルタ自動車鈑金」と検索してください)
電話番号: 058-246-1551
営業時間: 9:00〜18:00
定休日:   日曜・祝日(※年末年始・GW・お盆期間等は要確認)

【対応エリア】
岐阜市、各務原市、羽島郡(岐南町・笠松町)、関市、瑞穂市、山県市、本巣市、羽島市、大垣市など。

【主な業務内容】

* 自動車鈑金(板金)塗装・事故修理
* **経済的全損事案の相談・修理プランニング**
* リサイクルパーツ(中古部品)を活用した格安修理
* 交通事故CDR解析(ボッシュ認定CDRテクニシャン)
* 24時間ロードサービス(昌也ロードサービス24h)

**「マイベストプロを見た」「全損と言われて困っている」とお電話ください。**
他店の見積もり診断も無料です。諦める前に、プロのセカンドオピニオンを!

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古田昌也
専門家

古田昌也(整備士)

フルタ自動車鈑金 雪見店

高い技術で鈑金塗装修理を行うだけではなく、お客様の立場にたったサービスの提供を追及。職人気質な業界にサービス精神を取り入れ、お客様の役に立ちたいと考えている

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