センサー搭載車の“ズレ”が引き起こす怖いトラブル

岐阜市で車の鈑金修理・塗装修理のことならフルタ自動車鈑金へ。
点検・整備・車検から新車・中古車販売、保険のご相談までトータルでお任せください。

「修理後、警告がよく出るようになった」
「自動ブレーキが効いたり効かなかったりして不安…」

最近の車に多いこのトラブル、原因はセンサーの“わずかなズレ”かもしれません。
自動ブレーキや車線維持支援など、便利な機能が増えた一方で、
センサー搭載車は非常に繊細な調整が求められる時代になっています。

この記事では、岐阜市のフルタ自動車鈑金が、
センサーのズレが引き起こすトラブルとなぜ事故修理後に注意が必要なのかを、
一般ユーザーにも分かりやすく解説します。

■ センサー搭載車とはどんな車？

近年の車には、以下のような運転支援センサーが搭載されています。
・自動ブレーキ（衝突被害軽減ブレーキ）
・車線逸脱警報・車線維持支援
・前方車両追従（ACC）
・誤発進抑制
これらは、フロントガラスのカメラ、フロントバンパー内のレーダー、超音波センサー
などで周囲を認識しています。
つまり、車は“見て・測って・判断する”ことで安全を保っているのです。

■ センサーは「ミリ単位」で正確さが求められる

センサーは非常に精密で、ほんの数ミリのズレでも正確な判断ができなくなります。
人の目では分からないレベルのズレでも、車にとっては大きな誤差です。

■ センサーがズレる原因とは？

① 事故や接触による影響

軽い追突や縁石への接触でも、バンパー内部のセンサー位置がズレることがあります。

② バンパー・ガラス交換

部品交換時に正確な位置へ戻さなければ、センサーの向きが変わってしまいます。

③ フレーム（骨格）の歪み

車の骨格が歪むと、センサーの基準位置そのものがズレます。

■ センサーのズレが引き起こす怖いトラブル

① 自動ブレーキの誤作動

何もないのに急ブレーキがかかる、逆に止まるべき場面で作動しない、
といった危険な症状が起こります。

② 警告灯が頻繁に点灯する

センサーが正しく認識できないと、警告灯が出たり消えたりを繰り返します。
「たまにだから大丈夫」と放置するのは危険です。

③ 車線維持・追従機能が不安定になる

車線の認識ミスや、前方車両との距離判断ミスが起こりやすくなります。

④ 本来の安全性能が発揮されない

センサーがズレた状態では、メーカーが想定した安全性能が発揮されません。
これは、次の事故で命を守れない可能性を意味します。

■ 「走れる＝安全」ではない

センサーがズレていても、車は普通に走れてしまうことがあります。
しかしそれは、安全装置が不完全な状態で走っているということです。
気づかないまま使い続けることが、最も危険と言えます。

■ 修理後に必要な「エーミング（校正作業）」

センサー搭載車の修理後には、エーミング（校正作業）が必要です。
エーミングとは、専用ターゲットを使い、診断機で数値を確認しメーカー基準へ正確に調整
する作業です。
これを行わなければ、正しく直ったとは言えません。

■ センサー修理は「どこでも同じ」ではない

センサー対応には、専用診診断機、エーミング設備、正確なボディ計測が必要です。
設備や知識が不足していると、見た目だけ直して終わってしまうケースもあります。

■ フルタ自動車鈑金がセンサー修理で重視すること

まず、フレーム・ボディの正確な測定を行い、専用診断機で修理後のエーミングを実施。
作業完了後の警告灯・履歴データの確認を行います。その後ユーザーへ分かりやすい説明。

「直ったつもり」を防ぎ、安全に戻す修理を心がけています。

■ こんな症状があれば要注意

・警告灯が点いたり消えたりする
・自動ブレーキの挙動が不安定
・事故・接触後から違和感がある
1つでも当てはまれば、早めの点検がおすすめです。

■ まとめ｜センサーの“ズレ”は見えない重大リスク

センサー搭載車では、ミリ単位のズレが誤作動や事故につながる可能性があります。
見た目が直っても、安全が戻っていなければ意味がありません。

岐阜市でセンサー搭載車・事故修理をご検討の方は、
見えない部分まで責任を持つフルタ自動車鈑金へ、ぜひご相談ください。
今回は、センサー搭載車の“ズレ”が引き起こす怖いトラブルのご紹介をいたしました。

【店舗案内】
株式会社フルタ（フルタ自動車鈑金）
織田塚店：岐阜市織田塚町1-12-1
雪見店：岐阜市雪見町1-5-17