最近燃費が悪い…何が原因？簡単チェックポイント10

最近燃費が悪い…何が原因？簡単チェックポイント10
事故搬送先はフルタ自動車鈑金へEDR解析にも対応

「最近ガソリンの減りが早い気がする…」
「前より燃費が悪くなった」
そんなご相談は、季節の変わり目や車の経年とともに増えていきます。

燃費の悪化は“車の異常の初期サイン”である可能性が高く、
放置すると部品の破損やエンジン不調につながることもあります。

この記事では岐阜市のフルタ自動車鈑金</strong>が、
誰でもできる燃費悪化チェックポイント10と
燃費が悪くなる代表的な原因を分かりやすく解説します。

「燃費が落ちた気がするけど、どこから見れば…？」という方に役立つ内容です。

■【1】タイヤの空気圧が低い（もっとも多い原因）

燃費悪化の原因第1位がタイヤの空気圧不足です。
空気圧が低いと転がり抵抗が増え、燃費が5〜10％悪化することもあります。

チェック方法

ガソリンスタンドで月1チェック
推奨空気圧（運転席ドア付近や給油口等に記載）に合わせる

岐阜の寒い季節は空気が縮みやすいため、冬は特に要注意です。

■【2】タイヤの摩耗・劣化

溝が少ない・ゴムが硬化したタイヤは転がりが悪くなります。
また、劣化したタイヤはブレーキ性能も落ち、事故リスクも上がります。

チェック

スリップサイン（残り1.6mm）が出ていないか、ゴムのひび割れがないか

■【3】エアコンの使いすぎ

エアコンは燃費に直結する装備です。
特に夏や冬の使用時は、燃費が10〜20％悪化することも。
とは言え、異常な暑さにはかないません。

ポイント

AUTOではなく「風量弱」にすると負荷が減る
フィルター詰まりは燃費悪化の原因

■【4】エアクリーナー（エアフィルター）の詰まり

エンジンが吸う空気が少なくなると燃焼効率が落ち、燃費が悪化します。

交換目安

15,000km〜30,000km
黄砂・花粉の多い岐阜は早めが推奨

■【5】スパークプラグの劣化

プラグが古くなると「失火」し、燃費が大きく悪化します。
加速が鈍い・振動が増えたなども同時に起こります。

交換目安

通常プラグ：20,000km前後
イリジウム：80,000〜100,000km

■【6】エンジンオイルの劣化

オイルが汚れて粘度が変わると、エンジン抵抗が増えて燃費が悪くなります。

チェック

半年 or 5,000kmごとの交換
オイル量が少ない場合は走行せず点検へ

オイル漏れの可能性がある場合は走行危険です。

■【7】ブレーキ引きずり（整備でしか分からないトラブル）

ブレーキがわずかに引きずっていると、常に抵抗がかかり燃費が悪化します。

チェックサイン

ハンドルが重い
片側のタイヤだけ熱い
走行中に焦げ臭いニオイ

放置するとブレーキが固着し、最悪の場合は走行不能になることもあります。

■【8】アイドリングが不安定（エンジン制御異常）

アイドリングが高い／低い／振動が強い場合は、
吸気系・点火系・燃料系の異常が疑われます。

この場合はOBD診断が必要です。フルタ自動車鈑金では最新OBD診断機にて原因を特定できます。

■【9】トランスミッション（AT/CVT）の不調

変速ショックが大きい、加速が鈍いと感じる場合、
ATF（オートマオイル）劣化やCVT不調の可能性があります。

この状態が続くと燃費が悪くなるだけでなく、
大きな故障につながるため、早期点検が必要です。

■【10】荷物の積みすぎ・不要なアイドリング

車は重いほど燃費が悪化します。
特にSUVやミニバンは後部に荷物を積んだままのケースが多く、意外と盲点です。

不要な荷物は降ろす
長いアイドリングは避ける
ゴルフバックなど

■ 燃費悪化を放置するとどうなる？

燃費が悪くなるということは、車の“どこかに負荷がかかっている”というサインです。

放置すると次のような大トラブルにつながります。
・エンジン不調（失火）
・AT/CVT故障
・ブレーキ固着
・燃料系トラブル
・オイル漏れ → エンジン焼き付き

燃費が落ちたと感じたら、早めの点検が最も経済的です。