コラム
電気自動車は2030年代半ば
2021年1月9日
みなさん、こんにちは。岐阜市で自動車のキズへこみ板金(バンキン)塗装修理専門工場
青いカンバンが特徴的な フルタ自動車鈑金 (古田板金)古田昌也です。
経済産業省は2030年代半ばに国内新車販売をすべて電動車とする方向で調整している」という報道。「えっ、電気自動車(EV)以外は販売禁止になるの?」とビックリした人が少なくないと思います。実際にはハイブリッドやPHEVは電動車に含まれ、純粋に内燃機関のみで走るクルマは終わりにしましょうと言うことです。
気になる電気自動車のお値段
現状では軽自動車の約7割がガソリン車で、残る3割はマイルドハイブリッド。それも、スズキの「エネチャージ」に代表される簡易型の12Vマイルドハイブリッドが現在は主流です。三菱のi-MiEVが普通車登録となり、軽自動車規格の純EVはミニキャブMiEVで比較すると、バッテリー容量16.0kWh、JC08モード航続距離150kmで価格は約245万円。普通のガソリンエンジン仕様よりざっと150万円ほど高くなると思います。
各自動車メーカーが電気自動車を開発
テスラがリードするEVマーケットは爆発的に大きくなってきています。現在アメリカで年に約1700万台、世界で約1億台の自家用車が売られていますが、2030年までにテスラだけでこの台数を生産できるようになるというのは到底無理な話です。日本メーカーも2009年頃から三菱自動車のi-MiEV、日産自動車のリーフ等を販売開始しており、ホンダ自動車もHonda e を発売しました。当然 中国の自動車メーカーは電気自動車生産においてアメリカやヨーロッパよりもかなりスピードを上げているのですが、それでも世界を席巻するのにはまだまだ時間がかかりそうです。
例えテスラが次の10年ちょっとで、年間1000万台を生産できるようになったとしても、他メーカーが電動化しなければならない車両の数は年9000万台に上ります。
パラダイムシフトに突入
急速な電気自動車へのシフト(と、それに伴うクリーンテクノロジー)が求められており、今後10年で不動産のパラダイムシフトに突入していくと感じます。電気自動車の登場も、私たちの生活を変えると考えられています。従来の化石燃料で走る車が電気自動車に置き換わることで、これまでエネルギー構造で大部分を占めていた化石燃料が再生可能エネルギーに取って代わられる未来が来るかもしれません。
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