雨の日の運転
こんにちは 岐阜市の自動車キズ・へこみ・板金修理専門工場
青いカンバンが特徴的なフルタ自動車鈑金(古田板金) 古田昌也 です。
車は、密閉された空間なので、タバコの煙はあらゆる部分に染み付きます。購入した中古車にタバコの臭いが染み付いていたり、家族にタバコの臭いを嫌がられたり・・・そのような経験はありませんか?今回は、車のタバコの臭いを取るための方法についてまとめてみました。
車内の臭いをあっという間に消す方法
■準備するもの
霧吹きタイプの消臭剤 これだけです。
■早速消臭してみよう!
まずは、準備した消臭剤を外気を取り込む部分にシュシュっと 2~3回くらい吹きかけます。そして、車内に入りエアコンを動作させます。外気取り込みボタンを押すとあっという間に車内の嫌な臭いが 嘘のように飛んでいきます。自分が乗るぶんには構いませんが、 家族やお客さんや、上司の方を車に乗せるときにはかなり便利な方法です。
臭いを落とすためには拭き掃除がポイント
シートやフロアカーペット、天井など吸水性がある部分は、叩くようにして、しっかり拭き取りましょう。ガラスはガラスクリーナーを使って、綺麗にヤニを取ります。この拭き掃除は一番重要なので、メーターの部分やフロント、シートベルト、ドアの内側部分など拭き掃除が出来る部分はすべて行ってください。エアコン内部の清掃は、車内用の消臭剤を使って清掃します。出来れば、エアコンフィルターまで交換するのが理想的です。ここまでの作業が終わったら、車内を完全に乾かすために、ドアや窓を全開にして半日ぐらい置いておきます。かなり時間がかかる作業ですが、車内を掃除してからじゃないと、いくら消臭スプレーをしてもタバコの臭いは消えないので、きちんと掃除してください。
車内が完全に乾燥したら、除菌消臭用のスプレーをシート、フロアカーペット、天井などにまんべんなくスプレーしましょう。
スプレーはたっぷりと、1本使い切るぐらいの量で構いません。そして、最後にまた完全に車内を乾かします。いくら除菌消臭用と言っても、しっかり乾かさないとバクテリアやカビが発生するので気をつけてください。
車内のタバコ臭、完全消臭へのポイント
車内でタバコは吸わない事。これが一番です。しかし、どうしても吸いたくなりますよね。そんな時は必ず2箇所の窓を開けて換気する。これはタバコを吸う人であれば当然実践していることでしょう。運転席側の窓しか開けるのも良いですが、助手席側後部座席の窓も開けることです。これだけでかなり早くタバコの煙は外に排出されるみたいです。この程度であれば直ぐに実践できると思います。
空調は基本的に内気にはせず、常時外気導入。内気のままタバコを吸ったら、タバコの煙は確実にエバポレーターまで吸い込まれ、またそのままダクトを通って車内に吹き出されてしまいます。エバポレーター(冷却部)にはタバコのヤニが付着してしまいます。エバポレーターだけの汚れであればまだマシです。それはエバポレーターはエアコン洗浄液を使用してある程度綺麗に出来ますし、例え頑固なヤニ汚れでも業者にエバポレーター洗浄を頼めば、一度エバポレーターを取り外して徹底的に洗ってくれます。しかしエアコンダクト内の洗浄はかなり手間が掛かります。
エアコンのダクトはダッシュボードの内部にありますので、ダクトを洗浄するにはダッシュボードを全て取り外さなければなりません。時間も工賃も結構掛かります。よってタバコを吸われる人は基本的にいつも外気導入にしておかれた方が良いでしょう。オートエアコンの場合、日中で気温が高い時には内気循環になっていることもありますが、しばらくすると外気導入に切り替わっているようです。ただし車種によって、もしくは設定温度によって長時間内気循環になっていることもあるかもしれませんので、その場合は手動で外気導入にしてやった方が良いでしょう。