大盤振る舞いの自動車購入補助金
こんにちは 岐阜市の自動車キズ・へこみ・板金修理専門工場
青いカンバンが特徴的なフルタ自動車鈑金(古田板金) 古田昌也 です。
ガソリンを一切使わない電気自動車(EV)に乗ってみたい。日本でも街中でEV仕様の乗用車を目にすることは珍しくなくなってきましたよね。外出先の充電スポットも、どんどんと充実する傾向にあるようです。では、みんながみんな電気自動車に乗れるのか? そう問われると、やっぱり正直にいって難しいものがあるでしょうね。
だって、どんなに便利になったとはいえ、電気自動車は高いです。普通にガソリン車を購入し、ガソリンを入れながら走るほうが、結局のところ、まだコスト的には安く収まるはずです。もっと電気自動車の低価格モデルが続々と発売されてくれば、話は別なんでしょうけど……。
ところが、その低価格EVの登場が遠い夢ではなくなりつつありますよ! もっとも大きな要因は、リチウムイオン電池の低価格化です。そもそも電気自動車が高く思えるのは、ひどい場合は車両価格の半分近くを占めるリチウムイオン電池のコストが原因。でも、このEVのバッテリー価格が大幅に下がったら?
このほどStockholm Environment Institute(SEI)は、過去8年間におよぶEVバッテリーのコストの変遷を調査したレポートを発表。テスラや日産などの電気自動車に搭載されているバッテリーパックのコストは、年8%のペースで下落傾向にあることが判明したとされています。これは、より低コストなニッケル水素電池の低価格化と同じスピードであるとも指摘されていますね。つまり、このままリチウムイオン電池のEVバッテリーの低価格化が進めば、ついにガソリン車と変わらない値段で販売される電気自動車も続々と誕生する時代がやってくる~。
2014年の時点で、主要なEVメーカーの採用するバッテリーパックのコストは1kWhあたり300ドル(約36,000円)まで下がったそうです。いまのペースでいけば、2018年には1kWhあたり230ドル(約27,000円)までコスト低下が進むと予測されています。同調査では、最終的には1kWhあたり125ドル(約15,000円)までコストが落ち込むと試算。ガソリン車の購入維持費と比較しても、はるかに電気自動車のほうが所有しやすい時代も到来するとの予想まで出されているんだとか。
もちろん、あくまでも今回の調査では、EVバッテリーの製造コストが下がって、電気自動車の初期購入費用を低く抑えられる可能性が示されたにすぎません。1回の充電で走れる連続走行距離や、EVバッテリーの寿命による買い替えサイクルなど、ほかの要素も十分に考慮に入れなければならないでしょう。とはいえ、これまでより大幅に低価格な電気自動車のラインナップが豊富にそろっていくことは、ドライバーにとって歓迎すべき流れではないでしょうか?
私自身の個人的な見解ですが30年後の自動車は、テスラモータースとダイハツ、スズキが日本の道路を走っていると思いますし、BMWやスバル、トヨタは共同で飛行機を開発していると思います。多分飛行機のエンジンは水素エンジンかも?
弊社は時代の変化に機敏な動作と叡智を養うために、日々進化を求め電気自動車やハイブリッド車を整備が出来る設備を兼ね揃え、いつでも対応できるように国土交通省から整備の許可を受けています。