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車のボディー 錆修理

古田昌也

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テーマ:くるまのキズへこみコラムはじめました。

こんにちは 岐阜市の自動車キズ・へこみ・板金修理専門工場
青いカンバンが特徴的なフルタ自動車鈑金(古田板金) 古田昌也 です。


弊社、ホームページを拝見されたお客様より電話がありました。
昔、ディーラでドアを交換してから、ドアの動きが悪いのと、錆が出てきてるんですが、一度見てもらえませんか?
との事で、早速、ご来店していただきました。

昔は、ボディが錆びた自動車が走っているのを良く見かけましたが、最近は防錆技術の向上により、自動車の錆も少なくなりました。ただ、日本でも、雪深い山間部、海沿いの土地などで走る自動車は、錆に注意が必要です。せっかく購入した愛車、錆によって台無しにしたくはありませんよね。自動車の錆について紹介します。

融雪剤はご存じでしょうか?
融雪剤には、雪や氷と混合することで凝固温度を下げ、0度になっても凍結することを防ぐ特性がある塩化カルシウムや塩化ナトリウムなどが含んでいます。また、水に溶ける際に発する熱で、雪や氷を溶かす作用もあります。雪深い山間部の道路に融雪剤をまくことにより、自動車を走り易くします。しかし、融雪剤が自動車のボディに付着すると、錆の原因になってしまいます。

融雪剤をまいた道路を走った後は、自動車のボディに水をかけ融雪剤を中和し、洗い流してください。
できれば、高圧洗浄機を使い、自動車の下回り(フロア)を中心に、自動車全体に水を吹き付けましょう。
最近の自動車の下回りには、アンダーカバーなどが付いていることが多く、昔に比べ錆への対策はしっかり施してあります。
ただ、錆の発生によって、思いがけないトラブルが発生することがありますので、注意が必要です。

海風にさらされたり、海岸線の道路を走ると海水が自動車にかかってしまい、錆の原因になってしまいます。
このような土地を走った後は、高圧洗浄機を使い、自動車の下回り(フロア)を中心に、自動車全体に水を吹き付け、海水を洗い流しましょう。また、海沿いの土地で走る自動車は、海風にさらされないように屋根付きの駐車場に止めたり、ボディカバーをかぶせましょう。

チッピングとは、自動車の走行時に跳ね上げられた石などが当たり、塗装が傷付けられることをいいます。
道路事情が良くなり、チッピングは少なくなりましたが、稀に発生します。塗装が傷付けられ、金属の素地まで到達するようなチッピングが発生した場合には、錆が発生します。塗装にキズがあったら、まず、タッチアップペイントなど応急処置しましょう。
その後、自動車販売会社や板金屋さんに相談して、本格的な修理が必要かどうか相談しましょう。
塗装にキズを放置しておくと、錆によって鋼板の穴あきなどが発生し、最悪走行不能になることもあるので注意が必要です。

今回のお客様の場合は、ドアを新品に交換された時に錆止めの下地塗装がされていませんでしたし、ドアを新品に交換された時に部品がキチンと組み付けて無いために、ドアの動きも悪かったと思います。

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古田昌也
専門家

古田昌也(整備士)

フルタ自動車鈑金 雪見店

高い技術で鈑金塗装修理を行うだけではなく、お客様の立場にたったサービスの提供を追及。職人気質な業界にサービス精神を取り入れ、お客様の役に立ちたいと考えている

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