7 老後に備えるにはどうするのが一番いいの?
創星:こんにちは。
アユ:こんにちは。
創星:創星です。
アユ:アユです。
創星:はい、前回は、時間分散っていうお話をしましたね。
アユ:はい。
創星:時間分散っていうので、なんか言葉がありましたよね。
アユ:はい、ドルコスト平均法。
創星:さすがさすが、素晴らしい。
アユ:はい、でグラフを交えての説明ということで。
創星:そうですね。ドルコスト平均法ってどんなものかっていうのをご説明します。
ちょっとこのグラフを見てください。
アユ:はい。
創星:毎月、1万円ずつタンス預金、タンスにしまって貯めていくとしますよね。へそくりつくると。
そうすると、10カ月経った後どうなっているかというと、1万円ずつ10回だから、10万円がタンスにたまってますということですね。まあ、銀行の預金をしても同じですね。利息つかないんで。
アユ:つかないですね。
創星:1万円ずつ毎月貯めてたら10万円になりますよね。それがまあ、普通の貯め方ですよね。
それに対して今度は、投資信託で投資をします。でも、毎月1万円を払って、1万円で買えるだけの投資信託を買うっていうことを毎月毎月やってくってことです。毎月投資する金額は、1万円、定額。
アユ:は、一緒なんですね。
創星:そうそう、毎月1万円ごと定期的に買ってくよっていう、そういうやりかたをしたらどうなるか。
そうしたときに、値段がどうなっていったのを想定するかというと、最初1万円、ひと口1万円だったとします。それがどんどん下がってっちゃって、ひと口2000円までさがった、その後少し回復して、5000円に戻しましたと。1万円だったのが2000円になって、戻ったのは1万円まで戻らずに、半値の5000円までしか戻らなかったよっていうとき、毎月1万円ずつ投資していたら、最後、10カ月後どういう風になっているか、タンス預金をしてたのと比べてどうかっていうのを、それをグラフにしてみました。見てください。
で、最初1万円を払って1万円の投資信託って何口買えますかって、1口ですよね。で、たとえば一番下がった2000円のときには、1万円払ったら何口買えますかね。2×5=10だから。
アユ:5口買える。
創星:5口ですよね。っていうことで、投資信託は値段が下がっていくと、1万円で買える口数は増えますよね。だから、どんどん買っていく口数が増えていくんですよ。下がっていく過程ではね。
でも、ひと口あたりの値段は下がっていっちゃいますよね。10000円から9000円、8000円って下がって2000円になっちゃうから、どんどん下がっていく。でもたくさん口数買えてるので、値段が戻ったきた時って、一個一個の大きくなり方って小さいけどトータルでは大きくなるよっていうのが、見ていただくとこういうことですね。
アユ:なるほど。
創星:最初は1万円だったから大きい球だったんだけど、どんどん下がっていったから一個の球は小さくなるんだけど、たくさん個数が買えて、少し戻っただけでも、一個一個が少しずつ大きくなっただけでたくさんあるから、全体での大きくなり方が大きいということですね。
最後どうなるかというと、なんと、5000円までしか戻ってなくても、11万5000円になってるんです。
アユ:すごい。
創星:10万円じゃんなくて、11万5000円。いいでしょ。
というのがドルコスト平均法ということですね。
アユ:なるほど。
創星:つまり、値段が下がっていっても、ちょっとでも上がったらかなり値上がりの期待できるよっていうそういうやり方。普通投資するときは、嫌になるじゃないですか、値段が下がると嫌な気分になるけれども、これだと嫌な気分にならずに済む、これがドルコスト平均法っていうやり方です。
アユ:はい。
創星:わかっていただけましたでしょうか。
アユ:わかりました。
創星:じゃあ今回はこれぐらいにしておきましょう、ありがとうございました。
アユ:ありがとうございました。さよなら。
創星:はいさよなら。
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