令和のブームはこれだ! 2021年度版の中で掲載されました!!
昭和41年に建てられたRC造の建物を少しずつ改造して使用されていましたが、ここへきて町の将来のために建替えが計画されました。10m四方の小さな公民館です。
ここは町内の気心が知れた人たちが集まる場所、この建物には玄関がありません、どこからともなく町の人々が自然に集まれるように、、、そんなイメージから建物の周囲どこからでもアプローチできるよう開放的な空間としています。そして高齢者も多くなってきていることもあり段差 0 の建物としていますが、この建物にとってはそれが自然でユニバーサルな存在となっています。
ファサードにある一本松は元々ここにあってそれを残しました。新しい公民間に溶け込んでいます。
集会室
エントランスアプローチは西と東にありますが集会室のどの開口からもアプローチが可能です。
表示板は美濃焼の織部です、地元の窯元の秀峰窯で製作されました。
before
建て替え前の公民館です。正面の一本松は町の思い入れの木で、外観写真で紹介したように新しい公民館のファサードに残しています。
アンドウ設計事務所 http://www.atelier-ando.com/