日焼け・乾燥・肌荒れにやさしく寄り添う!ホホバ×カモミールの浸出オイル

齋藤陽子

齋藤陽子

テーマ:水泳とクレイセラピー

心と肌にやさしい、手づくりのカモミールオイル



乾燥が気になる季節だけでなく日焼け後の肌やプール後の乾燥した肌、心が少し疲れた日のケアに。
そんな時、自然のやさしさをぎゅっと詰め込んだ「カモミールの浸出オイル」は、そっと寄り添ってくれる存在です。

今回は、ホホバオイルに乾燥カモミールを漬け込んで作る、手づくりの抽出油(インフューズドオイル)について、その魅力と活用法を紹介します。


ホホバオイル × カモミールの相乗効果


ホホバオイルは、人の皮脂に近い組成を持っているため、肌なじみがとても良く、ベタつかずに保湿してくれるのが特長です。酸化しにくく、長期保存も可能です。

一方、カモミール(特にローマンカモミールまたはジャーマンカモミール)には

  • 抗炎症作用
  • 鎮静・リラックス効果
  • 皮膚トラブルのケア(かゆみ、赤み、乾燥など)

といったやさしい力があります。

このふたつを組み合わせることで、敏感肌や乾燥肌、ストレスによる肌荒れのケアにぴったりのオイルが生まれます。


どんなときに使える?


  • フェイシャルオイルとして洗顔後のブースターや、スキンケアの最後に少量なじませて。
  • ボディマッサージに肌をやわらげながら、ほのかな香りで心もほぐれます
  • ネイルやヘアケアに乾燥しがちな指先や毛先にも◯
  • おやすみ前のリラックスケアに胸元やこめかみに少しだけ塗布して、深呼吸。カモミールの香りが、心をゆるめてくれます



なぜカモミール抽出オイルが日焼け肌・乾燥肌に良いの?


カモミールの抗炎症作用
カモミールにはアズレン誘導体(特にジャーマンカモミール)やビサボロールといった成分が含まれており、これが肌の赤み・ヒリヒリ感・炎症を和らげる作用をもっています。
→日焼けによる軽い炎症や、プール後のかゆみなどにも◎

ホホバオイルの保湿&バリアサポート
ホホバオイルは皮脂に近い構造を持っているため、
プールの塩素や紫外線で失われた皮脂膜の再構築をサポートしてくれます。
→乾燥した肌にすっとなじみ、しっとり保湿してくれるのに、ベタつきません。

低刺激で安心
ホホバオイルもカモミールも、刺激が少なく敏感肌にもやさしい成分。
→特に小さなお子さまや女性のデリケートな肌にも、やさしく使えます。


プールや日焼け後の使い方

  • プール後、シャワーで流したあと、軽く水分を拭いてオイルを塗布
  • 日焼け後のケアとして、ローションで水分補給後にオイルで蓋をする
  • 手のひらであたためてから、腕・肩・背中・顔まわりなどにやさしく伸ばして
  • おやすみ前のナイトケアにも◎(リラックス効果も)



カモミールの浸出オイルのつくり方

\ 作り方はとってもシンプル。はじめての方でも安心です /

【材料】

  • 乾燥カモミール(ローマンまたはジャーマン)…10g程度
  • ホホバオイル …100ml(遮光瓶などに入れると◎)
  • 清潔なガラス瓶(密閉できるもの)


【作り方】

  1. 瓶を煮沸消毒し、しっかり乾かします
  2. 乾燥カモミールを瓶に入れ、ホホバオイルを注ぎます
  3. ハーブ全体がしっかりオイルに浸かるように調整します
  4. フタをしっかり閉めて、直射日光の当たらない室内に置きます
  5. 1日1回、瓶をやさしく振って混ぜるようにします
  6. 2〜3週間ほど置いたら、ガーゼなどでこして完成です

*保存は遮光瓶などに入れて、冷暗所で。


カモミールオイルを仕込む時間も、自分と向き合う穏やかなひととき。
植物の力を借りながら、日々の中に「やさしい習慣」を取り入れてみませんか?

自分の手でつくるオイルは、香りも手ざわりも、何より“想い”がこもっています。
それが、肌にも心にも、じんわりと伝わっていくような気がします。

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齋藤陽子プロは福島放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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