ご挨拶に代えて。
不動産を売却する方法には「買取」と「仲介」の2つの方法がありますが、初めて「不動産を売ろう」とお考えの方にとって、その2つの方法の違いがわからない、といったこともあるかと思います。
そこで今回は「買取」と「仲介」のそれぞれの流れと、メリット・デメリットをご紹介したいと思います。
「買取」と「仲介」それぞれの流れについて
【買取の流れ】
不動産売却する一つ目の方法として、不動産会社へ直接「買取」を依頼するという方法があります。この場合、新たに買い手を探す必要がありませんので、その流れは非常にシンプルになります。
①不動産会社へ買取の相談をする。
②不動産会社側から買取査定金額を提示される。
③金額に納得すれば、売買契約の締結と手付金(※1)の支払いを受ける。
④決済を行う。(残代金の支払い・物件のお引き渡し)
(※1:手付金とは契約時に売却代金の一部を先に支払うものです。一般的には売却代金の5%程度で設定されます。)
①〜④までの流れは、最短で3日程度、一般的には2週間から1か月程度で完了します。
【仲介の流れ】
不動産を売却する2つ目の方法は、不動産会社に「仲介」での販売を依頼するという方法です。この場合、新たに買い手を探す必要がありますので、買取よりは手順が多くなります。
①不動産会社に売却の相談をする。
②不動産会社側から仲介販売での査定金額を提案される。
③金額に納得すれば、一般市場に向けて販売を開始する。
④買い手が見つかれば売買契約を締結と手付金の支払いを受ける。
⑤決済を行う。
また、これらに必要な期間としては、以下の通りとなります。
①〜③の売却の相談から販売開始まで:2週間程度
③〜④の販売開始から売買契約まで:通常3〜6ヶ月程度(最長1年以上)
④〜⑤の売買契約から決済まで:通常1〜3ヶ月程度
もちろん買い手がすぐに見つかれば売却相談→決済までの期間は短く済みますが、買い手探しに時間がかかった分だけ、不動産の売却までに時間がかかるようになります。
従って、①〜⑤までの流れは最短で2か月程度、長い場合には1年を超える場合もあります。
「買取」と「仲介」のそれぞれのメリット・デメリット
【買取のメリット・デメリット】
メリット
・確実に売却が出来る。
・最短3日とスピーディに売却が完了する。
・現状のまま手間なく売却出来る。
・売却にかかる経費が一切かからない。(※場合によってはかかるケースもあります。)
・売却後のトラブルの心配が一切ない。
デメリット
・仲介での売却に比べ、売却価格が安くなる傾向がある。
【仲介のメリット・デメリット】
メリット
・買取での売却に比べ、売却価格が高くなる傾向がある。
デメリット
・売却完了までの時期が確実には読めない。
・建物内の荷物の整理や、場合によっては建物の解体などの手間が発生する。
・売却のための経費が発生する。
・売却後トラブルに発展する可能性がある。
「買取」と「仲介」はそれぞれ、こんな方にお薦め
上記の「買取」と「仲介」のそれぞれの流れや、メリット・デメリットを踏まえ、お客様の売却要望に合わせ、お薦めの方法をご提案します。
【こんな方には「買取」がお薦め】
・「出来るだけ手間をかけたくない。」という方
・「希望の期間内に確実に売却したい。」という方
・「売却にかかる経費を負担したくない。」という方
・「売却後のトラブルのリスクをゼロにして安心したい。」という方
・「上記が叶えられるなら、多少売却価格が下がっても構わない。」という方
【こんな方には「仲介」がお薦め】
・「出来るだけ高く売却したい。」という方
・「多少時間に余裕がある。」という方
・「多少金銭的に余裕がある。」という方
まとめ
今回は売却の2つ方法「買取」と「仲介」2つの方法の違いをご紹介致しました。どちらの方法を選択するべきかは、お客様のご状況や、ご要望によって、異なりますが、そのご参考にしていただければと思います。
こちらの記事が皆様のお役に立てれば幸いです。
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