広汎性発達障害で障害基礎年金2級が決定し総額1,346万円認定されたケース
相談者:女性(50歳代)
傷病名:双極性感情障害
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
支給月から更新月までの総支給額:約800万円(年額120万円/内加算額22万円、遡及額600万円)
・相談時の相談者様の状況
5人のお子様を抱えかつ障害児育児の大変さにより体調を崩され、産後うつの状態になられました。その後も躁鬱症状が継続し、状態が悪化した際には自殺未遂などもあり入退院を繰り返すこととなりました。不安・不眠状態が継続し、育児や家事もご家族に頼っておられる状態が継続していました。
・相談から請求までのサポート
初診が10年ほど前であり、多数病院を変わられていたため障害認定日時点の診断書を取得することが困難になるかと思われましたが、当時の病院に相談したところ再度面談を経て無事に診断書を書いていただくことができました。お子さんが5人と多く、障害認定日時点の生計維持要件を確認するための書類や障害状態のお子様がおられるため、20歳までの加算が得られるようお子様の障害状態を確認する書類も取り寄せることとなり書類が多数必要となりました。
・結果
障害基礎年金2級の受給が決定し、約800万円の受給が決定しました。
障害認定日まで、かなり遡った請求になる場合は当時の生計維持状態を確認するために、書類が多数必要となります。障害を持ったご本人が揃えられるには、かなりの負担が生じますので、必要書類の確認と取得に関するサポートが重要であると感じました。