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コラム
子どもに「ありがとう」を言おう! Vol.10
2013年10月10日
親に「ありがとう」を言われたことのない子どもは、感謝の気持ちが理解できません。
「オマエ、感謝しろ」と親がいくら言ってもダメです。
親が子どもに対して「ありがとう」と感謝の気持ちを表現する事によって、子どもは親がやっている事をマネしたいと思うものです。
自分も親のようにやりたい、おとなびたカッコをしてみたいと思う事は、成長の過程で当然のことなのです。
同じように、親が失敗したときに素直に「ごめんなさい。」と言ったら子どもはマネをします。親が「ゴメン」と謝ると、子どもも「僕が悪かった。」と言います。
親が子どもに「子どもは養ってもらっているのだから感謝すべきだ。間違っていても謝る必要はない。」と思っていると、子どもも同じように「親が子どもに優しくするのは当たり前だ。なぜ感謝しなくちゃいけないの。」と思います。
「育てられてやっている。」という気持ちから、感謝の発想がなくなってしまいます。
育てる事によって親は勉強させてもらっているという感謝の気持ちを持った時、子どもも育ててもらっている。自分も物事を学んでいかなければという感謝の思いが伝播するのです。
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