教育とは励ます事 Vol.12
思い通りにいかないのが子育てです。
でも、考え方を少し変えて、言葉を上手に使うことで、こんなに成果が
あがってきた! という方法があるんです。
それは・・
「ほめ上手な母親なら、子どもは伸びる」と断言できます。
子どものやる気を引き出すもっとも効果的な方法は、「励まし、ほめること」だからです。
「子どもをほめることは、わかっているし、ちゃんとほめていますよ。」とおっしゃる方は多いのですが、親はほめているつもりでも、子どもは「ほめられている」とは受け取っていないのが実態のようです。
たとえば、テストで70点取ってきた子どもに「えらいね、よく頑張ったね!」と言った後に「今度は、
90点を目指して頑張ろうね!」こんな会話をした覚えがないでしょうか。
これでは、子どもは「ほめられた」というよりも、お尻を叩かれたと受け取ります。
「やらされる」から「やってみよう」と思って取り組んだ子どもの集中力には大きな開きがあるものです。
それでは、「ほめ上手、励まし上手」のお母さんになるにはどうしたらいいか。
ポイントは2つ。
まず1つは「タイミングよく、思いっきりほめること」です。何気ないけれども、「よい言動」を当たり前の事として捉えるのではなく、タイミングをはずさないように、針小棒大にほめあげることです。こうすれば子どもは心から自信を回復するものです。
2つ目は子どもを見る眼を「プラス思考」にする事です。今まで「ダメじゃないの」と言っていた否定的な言葉が、子どもにとって「やる気」を引き出す積極的か言葉に変化していくものです。
子どもを伸ばすには、子どもの日頃の言動を分析しながら、ちょっとした心がけさえあればとても簡単ですし、費用もかかりません。