第4回 「いい成績は頭の良し悪しではない」
マイベストプロ福岡、子どもの学力を向上させる教育のプロ「田中正徳」でございます。
いつもご覧になっていただいて誠にありがとうございます。
「成績が伸びる人伸びない人」をテーマに10回のコラムを書かせていただきます。
今回は、第8回「ミニ定規を使う」について。
鉛筆(シャープペンシル)、消しゴムについで、勉強道具として筆箱に欠かせないのがミニ定規です。
積極的にどんどん使う人、逆に筆箱に入っているのに全然使わない人に分かれる道具かもしれません。
実はミニ定規には、テストの点数を上げるのにとても有効な使い方があります。
それは勉強習慣にもかかってきますが、ノートをとる際に積極的に活用する方法です。
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日ごろの学習ノートで縦書きの計算式や分数の式、図形などはミニ定規を使って書くようにする。
たったこれだけのことで、位取りがきちんと書けるようになります。
うっかりミスの多くは、この位取りによるものなので、ミニ定規を使うことは計算ミスの防止になるというわけです。
また、定規を使ってきれいな線が引けるようになれば、ていねいにものごとに取り組める能力が身に付いてきます。
ていねいにものごとに取り組めるようになると、腰を据えて考えることもできるようになり、結果として成績アップにつながります。
たかがミニ定規ですが、日ごろの学習スタイルとして考えた場合、それを使うこと自体に実はテストの点数を上げるコツが含まれているのです。
ぜひ、ミニ定規を積極的に利用してノートをとるようにしてみてください。