マイベストプロ福岡
田中正徳

子どもの学力を向上させる教育のプロ

田中正徳(たなかまさのり) / 塾講師

株式会社 ショウイン

コラム

第6回 「ノートをぜいたくに使うと成績が伸びる」

2012年12月27日 公開 / 2014年8月1日更新

テーマ:成績が伸びる人伸びない人

コラムカテゴリ:スクール・習い事

マイベストプロ福岡、子どもの学力を向上させる教育のプロ「田中正徳」でございます。
いつもご覧になっていただいて誠にありがとうございます。

「成績が伸びる人伸びない人」をテーマに10回のコラムを書かせていただきます。

今回は、第6回「ノートをぜいたくに使うと成績が伸びる」について。



テーブルやデスクの上、バッグの中などは、その人の傾向を反映しているそうです。

ごちゃごちゃしていて、何がどこにあるのかわからないデスクやバッグの持ち主は、思考が混乱しているということになります。

勉強の場合ならノートを見れば、確実に子どもの精神状態や性格を知ることができます。

なぜならば、ノートは頭の中を整理する道具だからです。

ノートの中身がぐちゃぐちゃしている子どもは、頭の中もぐちゃぐちゃしています。

あとちょっというところで余白が足りなくなり、脇の方に小さく書き込む子どもは、計画性が無いか、思いきりが悪いかのどちらかです。

ノートをきちんと使えないと、なかなか成績の向上は見込めません。


ノート学習をしっかりと

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そこで、ノートのとり方をまとめておきます。

まず第一に、ノートはぜいたくに使うことです。

ここで言う「ぜいたくに」は、ノートをゆったり使うことを意味しています。

ラインの細かいノートよりも、一行の幅が大きいノートを使う方が良いでしょう。

もしくは幅の狭いノートを一行あけて使い、大きな文字ではっきりと書く。

問題を解く際には、問題と問題の間をしっかりと(指一本分を目安に)あけることも大切です。

その際、文字の乱雑さを気にすることはありません。

むしろ、丁寧に書こうとして、ノートをとりきれない方が要注意です。

第二に、新しいページには日付と科目、単元名を書くことです。

あとでノートを見直すときに必要になります。また、学習内容について頭の整理も行います。

ノートは受け身に板書や資料を書き写すのではなく、自分で何をどう書くかを考えながらノートをとることが重要です。

ノートをぜいたくに使うことで、考えながら書く習慣が身につき、判断力が高まります。

また、ノートを整理して書き留めることで、逆に思考が整理されても行きます。

テストの点数に一喜一憂するよりも、ノートの中身をチェックする方が学力の伸びを予測できるものです。

子どもが主体的にノートをとろうとしていることが見えるまで、ノートをぜいたくに使うところから指導してみてください。

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田中正徳(株式会社 ショウイン)

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