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コラム
第7回「消しゴムを使わない」
2013年1月7日 公開 / 2014年8月1日更新
マイベストプロ福岡、子どもの学力を向上させる教育のプロ「田中正徳」でございます。
いつもご覧になっていただいて誠にありがとうございます。
「成績が伸びる人伸びない人」をテーマに10回のコラムを書かせていただきます。
今回は、第7回「消しゴムを使わない」について。
勉強では、消しゴムを使わないことも大切です。「えっ?じゃ、どうやって間違ったところを消すの?」と疑問に思われるかもしれません。
そこで、「勉強とはそもそも何なのか」を確認しますと、勉強とは「間違ったところを認識し、やり直し、学び身に付けること」です。
勉強では、間違ったところを認識するのが大切。消しゴムは、間違ったところを消す道具。だから、勉強では消しゴムを使わないことが有効なのです。
「では、間違えた場合に消しゴムを使わずにどうすればよいのでしょう?」と思われるかもしれません。
そんなときは、間違ったところに大きく「×」を書いて、その横か下にもう一度書き直すと良いでしょう。こうすると、「さっきどこで間違えたんだっけ」ということもなくなりますし、しばらく後にノートを見直すときにも間違えたところがわかりやすくて良いです。また、「×」を見ることで間違ったときのことを思い出し、より記憶が深まることもあります。
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そのほか、消しゴムを使わなければ、ノートにシワがよったり破れたりすることも減りますし、なによりも、消す時間が短縮できます。日ごろから「消しゴムを使わない」を習慣づけておけば、消しゴムを使う時間の積もり積もる時間は、とても大きなものになるでしょう。
たかが消しゴム、されど消しゴム。消しゴムの使い方を少し見直してみるとよいかもしれませんね。
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