第8回「ミニ定規を使う」について
マイベストプロ福岡、子どもの学力を向上させる教育のプロ「田中正徳」でございます。
いつもご覧になっていただいて誠にありがとうございます。
「成績が伸びる人伸びない人」をテーマに10回のコラムを書かせていただきます。
今回は、第3回「学力の穴を埋めれば成績は伸びる」について。
特に算数・数学や英語は、途中でわからないところが出るとますますわからなくなっていきます。
例えば、小数の計算は、たし算、ひき算、かけ算、わり算が理解できていて初めて解き方がわかるようになります。
もし、学力の穴が「ひき算」ならば、「小数のひき算」はわからないのです。逆を言うと、前にもどって「ひき算」がわかるようになれば、「小数のひき算」も何でもなくクリアーできるものです。
このように学力の穴を埋めることができれば、例え中学生の連立方程式でも二次関数でも、何でもなくクリアーできますし、当然にして成績も伸びていきます。
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要は、
・学力の穴をそのままにしておかないこと
・確実に穴を埋めながら学習を進めること
この2点が重要です。
では、どうやって学力の穴を埋めるのか、これが難しいところだと思います。それは人によって学力の穴は異なるからです。個別指導の学習塾や家庭教師でも、なかなか学力の穴を発見して完璧に埋めるのは至難の業なのです。レントゲン写真のように悪い箇所をはっきり示してもらいたいものですね。
そこでパソコン(コンピュータ)の登場です。パソコンは順番に並べたり、繰り返したりすることが得意です。その特性を利用すれば、簡単な問題から応用問題までを順番に並べて表示したり、不正解の問題を解けるまで進ませないなど、繰り返し出題させることができます。不正解だったことはデータとして記録され、後でどこが理解できていないかを知ることもできます。
ショウイン式の学習では、ネットにつながったパソコンで、
1.わかるところかスタート
2.わかるまで繰り返す
3.わかるまで進ませない
という教育システムでしっかり学ばせています。
これが全員の学力をあげる理由です!