不登校予防!ー予備軍チェックリスト30|見逃しがちな“脳と行動のサイン”とは?

山崎憲治

山崎憲治

テーマ:不登校

不登校予防!ー予備軍チェックリスト30|見逃しがちな“脳と行






【A. 朝の様子・生活リズム】

1. 朝になると「お腹が痛い」「頭が痛い」とよく言う
2. 朝起きるのに1時間以上かかる日が週3回以上ある
3. 朝食をとらない(またはとる気がない)日が多い
4. 月曜日や連休明けに不機嫌または沈黙がちになる
5. 身支度・登校準備が異常に遅い or 動かない
6. 学校がない休日は元気で明るい



【B. 感情・行動の変化】

7. 怒りやイライラが増えてきた(以前より乱暴になった)
8. 家族に対して口数が減った/返事をしなくなった
9. 「めんどくさい」「どうせ無理」など否定語が多い
10. 物や人に対する執着・こだわりが強くなった
11. 楽しかったことにもあまり反応しなくなった
12. かんしゃく・泣きが激しくなった(低学年)



【C. 学校・学習に関するサイン】

13. 学校の話をまったくしなくなった(聞いても無言)
14. 宿題をやらない/やる意味がわからないと言う
15. 「今日行きたくない」と言ったことがある(複数回)
16. 担任や友達の名前・行事などに関心を示さない
17. 忘れ物・遅刻・欠席が月に数回ある
18. 成績よりも「やる気がない・集中できない」が気になる



【D. 対人関係・社会性の変化】

19. 学校の友だちと遊ばなくなった/LINEやSNSでもつながらない
20. 「誰とも話したくない」「1人がいい」と言う
21. 自分の失敗を異常に気にする or 被害的になる
22. 他人の目を気にしすぎて発言・行動を控える
23. いじめられてはいないが、居場所がないと感じている様子
24. 家族との会話もぎこちなくなった・視線を合わせない



【E. 身体・脳のサイン(発達の空白化)】

25. 投げる、跳ぶ、リズムをとるなどの運動が苦手/避ける
26. 姿勢が悪く、すぐにだらっとする or 動きが鈍い
27. 手先の不器用さ(文字・工作など)に強い抵抗を示す
28. 五感の過敏(音・におい・触感)や感覚鈍麻がある
29. 場面に合わない笑い・怒り・無反応が目立つ
30. 緊張・不安・感情コントロールがうまくできない



判定の目安(あくまで参考として)
• 5個以下 → 今のところ大きなリスクなし(継続的に見守り)
• 6〜14個 → 不登校予備軍の可能性あり/早期支援・相談推奨
• 15個以上 → 要注意。不登校に近づいている可能性大/専門的介入を検討


不登校予防!脳科学で予防する方法


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発達の空白化から→スイッチON!社会脳へ


【不登校予備軍チェックリスト】参考図書・資料一覧




《脳科学・発達支援の観点から》
1. 成田奈緒子『「発達障害」と間違われる子どもたち』(青春出版社)
 - 原始反射・生活習慣・運動・睡眠の乱れが不登校の土台になることを解説。
2. 久保田競・久保田カヨ子『脳を育てる運動遊び』(主婦の友社)
 - 投げる・跳ぶ・体幹を使う遊びが、実行機能や意欲に影響を与えると説明。
3. 藤井毅『運動と学習に関する認知神経科学の展望』(教育心理学年報)
 - 運動と実行機能、学習意欲との神経的相関を学術的に分析。



《感情・行動のサインに関する心理学的視点》
4. 本田秀夫『子どもの心と行動がわかる本』(講談社)
 - 不登校傾向の子どもが見せる感情・行動の変化と家庭の対応法を具体的に紹介。
5. エリク・エリクソン『幼児期と社会』(みすず書房)
 - 発達段階と社会的課題、自己肯定感の獲得過程に関する理論的基盤。
6. 榎本博明『「自信がない子」の育て方』(日本実業出版社)
 - 自己肯定感が低い子どもの特徴とその背景を分析。



《不登校・行き渋りの現状と支援に関する資料》
7. 文部科学省『不登校児童生徒への支援の在り方について(報告)』(令和5年)
 - 不登校に至るまでのサイン・兆候・早期支援の重要性を公式に提示。
8. 山中龍宏『子どもが不登校になりかけたら読む本』(WAVE出版)
 - 不登校になる前の「微細なサイン」を家庭で見抜く視点をわかりやすく整理。
9. NPO法人登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク『不登校ハンドブック』
 - 教育現場・家庭での実践的対応や相談先情報などを網羅。



《社会性・対人関係・非認知能力の育成》
10. リーフ&カウフマン『ソーシャルスキルトレーニングの理論と実践』
 - 対人関係が苦手な子どもへの社会的スキルの育成法。
11. 文部科学省『非認知能力の育成に関する有識者会議報告書』(令和4年)
 - 社会性・自己制御・感情調整などの育成が、将来の学業・社会適応に影響することを明記。



《身体からのアプローチと投力・遊びの重要性》
12. 山崎憲治(監修)『Sパワーキッズプログラム資料』
 - 投力・粗大運動・様々な運動で発達スイッチを入れる実践的アプローチ
 (マイベストプロ福岡/Instagram公式/自治体提案資料等)
13. NHKスペシャル『人体Ⅱ~脳~』第4集「すべては“体”に通じる」
 - 身体活動と脳機能(集中・意欲・感情制御)の関係を映像とともに解説。



補足:学術・実務に活用できる関連資料
• 文科省「児童生徒の問題行動・不登校等調査」
• 厚労省「こころの健康白書」
• CiNii論文:「小学生の登校しぶりに関する実証研究」など

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山崎憲治
専門家

山崎憲治(教育アドバイザー)

firstball

独自開発の運動プログラムや学習プログラムで運動能力を伸し、やる気や集中力、脳の認知機能(理解・判断・記憶・思考等)を高めて学習することで学力も向上する文武両道実現。心身共に子どもの健やかな成長を育む。

山崎憲治プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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