子どもがグングン伸びる!幼少期のゴールデンタイムとは?脳科学が明かす7つの効果

山崎憲治

山崎憲治

テーマ:子育て

S.パワーキッズプログラムでは週1回の教室で運動も勉強も両方いっぺんにできることで現代の忙しい保護者様には好評を得ています。その分空いた時間におススメしていることが3つあります。前回その中の一つ『お手伝い』をご紹介しました。

今回は第二弾、子どもが子ども時代に時間を自由に浪費できる大人から見たら一見無駄すぎる様な時間。子ども時代にしかできない『幼少期のゴールデンタイム』
についてご紹介します!

幼少期の子どもがボーっと過ごしたり、好きに過ごしたりする時間は、実は脳の発達にとって非常に重要です。以下、脳科学的の観点からその効果を7つ挙げ、詳しく分かりやすく説明します。

1. 創造力と想像力の向上


 ボーっと過ごす時間は、子どもの脳に自由な思考を促し、創造力や想像力を発揮する機会を提供します。何も強制されない状況で、自分自身の考えやアイディアを自由に浮かべることで、脳の創造的な部分が活性化されます。

2. 自己調整能力の発達


 好きなことに没頭する時間は、自己調整能力を養います。これは、将来的にストレスや困難な状況に対処するために重要なスキルです。自由時間に自分の感情や行動をコントロールする練習ができるため、脳の前頭前皮質の発達が促されます。

3. 集中力の向上



 自分のペースで好きな活動に取り組むことで、集中力が自然に高まります。脳科学的には、集中力を必要とする活動を繰り返すことで、脳内の神経回路が強化され、集中力の持続が容易になります。

4. 問題解決能力の向上


 自由に遊ぶ時間は、子どもが自分で問題を見つけ、それを解決する力を育てます。自発的な遊びの中で直面する課題に対処することで、論理的思考や創造的な問題解決能力が鍛えられます。

5. 感情の発達と調整


 自由な時間は、子どもが自分の感情を理解し、表現する場を提供します。感情の発達は、社会的な相互作用や共感能力の基盤となり、脳内の感情を司る部分(扁桃体)の成長を促進します。

6. 睡眠の質の向上


 リラックスして好きなことをする時間は、ストレスを軽減し、夜間の睡眠の質を向上させます。良質な睡眠は、記憶の定着や脳の修復に不可欠であり、全体的な脳の健康を保つために重要です。

7. 社会的スキルの向上


 自由に過ごす時間は、子どもが他者とのコミュニケーションを通じて社会的スキルを学ぶ場にもなります。共同で遊ぶことで、協力や対話の重要性を学び、脳内の社会的ネットワークが強化されます。

まとめ


これらの効果は、脳科学の観点から見ても重要な要素であり、子どもの健全な発達をサポートします。Sパワーキッズプログラムでも最初の10分間は自由活動に当てて好きに時間を使ってもらっています。このように自由な時間とバランスをとることで、子どもの全体的な成長を促進します。



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専門家

山崎憲治(教育アドバイザー)

firstball

独自開発の運動プログラムや学習プログラムで運動能力を伸し、やる気や集中力、脳の認知機能(理解・判断・記憶・思考等)を高めて学習することで学力も向上する文武両道実現。心身共に子どもの健やかな成長を育む。

山崎憲治プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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