子どもの視力低下防止!最強エクササイズ紹介とその7つの脳医科学的根拠

山崎憲治

山崎憲治

テーマ:子どもの視力低下防止近視予防

子どもの視力低下防止!最強エクササイズ紹介と7つの根拠



子どもの視力低下の問題が深刻化しています。海外の研究では身体活動量が少ない子どもほど視機能が低く、身体活動量がが多いほど視機能が高いという研究結果が発表されています。事実、私の考案したS.パワーキッズプログラムに参加している子ども達の中にも眼鏡をかけている子どもはほとんどいません!そこで子どもの視力低下防止に有効である高強度運動のボールエクササイズ『スーパーハードドッジ』を例に脳医科学の観点から7つの根拠をご紹介します。


1.眼軸伸長抑制


スーパーハードドッジのような高強度のボールエクササイズは、眼球内の脈絡膜血流を増加させ、眼軸伸長を抑制する効果が期待できます。眼軸伸長は近視の主要な原因の一つであり、その抑制は視力低下の予防・改善につながります。

2. 眼球筋群強化


スーパーハードドッジは、ボールを眼で追ったり、捕ったりする素早い動きを通じて、眼球筋群を鍛えることができます。眼球筋群の強化は、調節機能の改善や眼精疲労の軽減につながり、近視の進行を抑制する効果が期待できます。

3. 脳内ドーパミン分泌促進


高強度運動は、脳内物質ドーパミンの分泌を促進します。ドーパミンは、眼球の成長や機能を司る神経系の発達に関与しており、その分泌促進は近視の予防・改善に効果があると考えられています。

4.BDNF産生増加


スーパーハードドッジのような全身運動は、脳由来神経栄養因子(BDNF)の産生を増やすことが分かっています。BDNFは、脳神経細胞の成長や再生を促進し、視覚機能の改善に効果が期待できます。

5. 脳血流量増加


高強度運動は、脳全体の血流量を増加させます。脳血流量の増加は、眼球への酸素や栄養素供給を促進し、視機能の維持・向上に効果が期待できます。

6. 視覚情報処理能力向上


スーパーハードドッジのようなボールエクササイズは、空間認知能力や運動協調能力の向上に効果があります。これらの能力は、視覚情報処理能力とも密接に関係しており、その向上は近視の進行抑制に役立つと考えられます。

7.良質な睡眠の促進


高強度運動は、質の高い睡眠を促進する効果があります。睡眠不足は近視の進行リスクを高めることが分かっているため、睡眠改善は視力低下の予防に役立ちます。

まとめ


以上のように、スーパーハードドッジを含む高強度のボールエクササイズは、脳医科学に基づいたメカニズムを通じて、子どもの視力低下を効果的に予防・改善するプログラムと言えます。


※注意


・上記のメカニズムは、脳医科学の研究に基づいていますが、個人の差や運動強度、運動頻度などの条件によって効果は異なります。

・スーパーハードドッジ以外にも、子どもの視力低下予防に効果的な運動方法はいくつか考えられます。
例 高速キャッチボール 雪合戦ゲーム(山崎考案)

・子どもたちの視力低下を効果的に予防・改善するためには、運動療法だけでなく、バランスの良い食事や十分な睡眠、適切な眼科検診など、総合的なアプローチが必要となります。


スーパーハード


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※参考 https://sndj-web.jp/news/001978.php

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山崎憲治(教育アドバイザー)

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独自開発の運動プログラムや学習プログラムで運動能力を伸し、やる気や集中力、脳の認知機能(理解・判断・記憶・思考等)を高めて学習することで学力も向上する文武両道実現。心身共に子どもの健やかな成長を育む。

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