足りない!のはなし~Gmail編
連休からお盆休みの方がいらっしゃったのではないかと思いますが、お休みが続くような時期はシステム変更が行われる時期でもあります。また、連休中に時間を持て余して以前使っていたパソコンを復活させようとお考えの方もいらっしゃるのでしょうね。そうすると、以前使っていたサービスやアプリにログインしようとしたときにIDやパスワードがリセットされていたり認証方法が変更なっていたりします。
そのような場合は、ログイン画面に必ず案内がありますので慌てることなく新しいログイン情報を設定しましょう。新しく認証設定を行うにあたってスマートフォンを利用することになることもあるのですが、お仕事のパソコンからだといって社用のスマートフォンを使ってしまうと会社の都合で急に電話番号が変更になったりSMSが使用禁止になったりしますので注意が必要です。そのようなケースにも救済措置が用意されていますが、さらに時間かかることになりますのでできたら避けたいですね。社用のスマホを使う際は担当の方に確認を取るようにしましょう。
最近のいわゆる「スマートフォンを使った本人認証」には大きく分けて2種類あって、
〇SMS認証 スマートフォン・携帯電話の電話番号宛てに送るSMS(ショートメッセージサービス)を使い、本人確認を行う認証手段です。迷惑メール設定など様々な理由でメッセージの受け取りがうまくできないケースがあり、メール送信と併用されることが多いです。SIMが盗難に遭う可能性などを考えるとID/パスワードを覚えておくよりも「より”まし”」ではあるものの「万全のセキュリティ」とは言えませんね。
〇スマートフォン認証 ご利用のスマートフォンの生体認証(顔認証/指紋認証など)を使って、ログインする際のパスワードのご入力が省略できる機能です。あらかじめ認証を行うためのアプリまたは設定をスマートフォンに用意しておいて、認証時に2‐4桁の数字の入力を求められることもあります。こちらはスマートフォンの生態認証が正しく設定できていて日常的に手元にスマートフォンがある方だと「使えば使うほど便利」な仕組みですが、利用間隔が開いてしまうと認証アプリのための認証を毎回やる羽目になったりしますので注意が必要です。
本人を認証する仕組みはスマートフォンの性能や接続性のアップもあって変化の度合いが大きいです。お勧めに従わずにIDとパスワードでの認証を続けているとある日ログインできなることもありえますのでサービス提供元からのお知らせは見逃さないようにしましょうね。