精神的な開放性と体感的な快適性を備える家づくり福岡市

清武修一

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テーマ:注文住宅相談・福岡市建築士ダイレクト

大空間の開放性と、体感の快適性。その両方を叶える家づくりへ



私たちは、大空間の精神的な開放性と体感的な快適性を備える家づくりを目指します。
広さや天井の高さがもたらすのは、単なる「大きい家」ではありません。視線が抜け、光が巡り、家族の気配がほどよくつながることで、心がふっと軽くなるような“余白”が生まれます。暮らしのなかで深呼吸できる場所。それが、大空間がもつ魅力だと考えています。



一方で、大空間は設計次第で「寒い」「暑い」「音が響く」「空調が効きにくい」といったストレスにもつながりやすいのが現実です。だからこそ私たちは、見た目の伸びやかさだけでなく、日々の体感に直結する部分を丁寧に整えることを大切にしています。

開放性は“広さ”ではなく、“抜け”でつくる



開放感を生むポイントは床面積だけではありません。
例えば、窓の位置や高さ、廊下の短縮、視線の行き止まりをつくらないレイアウト、庭や借景とのつながり。こうした工夫で、実寸以上にのびやかな空間になります。さらに、壁で区切らずとも“居場所”が成立するよう、天井の変化や素材感、家具の配置で緩やかにゾーニングすることで、だだっ広さではない、心地よい広がりが整います。



快適性は“温熱・空気・音”の設計で決まる

体感の快適性は、暮らし始めてから毎日効いてきます。
私たちは、断熱・気密・日射遮蔽の基本性能を土台に、空調計画や換気の流れ、温度ムラの出やすいポイント(吹抜け・大開口・床付近など)を事前に読み解きます。必要に応じて、床下や天井内の空気の動き、シーリングファンの使い方、窓まわりの納まりまで含めて、**「同じ室温でも、より快適に感じる状態」**を目指します。
また、大空間は音が反響しやすいので、天井・壁の素材や厚み、カーテンや家具の“吸音”も含めて、会話が疲れない音環境を整えます。

YouTube・ショート(ホテルライクな大空間)

“気持ちよさ”は、意匠と性能の両輪でつくる

光の入り方、風の通り方、足裏の感触、音の落ち着き、匂いのこもらなさ。
それらが重なって、はじめて「この家、なんだか気持ちいい」と感じられます。デザインだけでも、性能だけでも届かない領域があるからこそ、両方を同じ熱量で設計する。私たちは、その姿勢を大切にしています。

YouTube・ショート(快適性と開放性)

大空間であることはゴールではなく、暮らしをのびやかにするための手段です。
精神的にひらけていて、身体にはやさしい。そんな住まいを一緒に形にしていきましょう。





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