なぜ建築費用が上がる?

清武修一

清武修一

テーマ:福岡新築住宅・建築士相談

なぜ建築費用が上がる?



円安が進行し、建築費用が上がっていますが、
主な要因として以下の点が挙げられます。

1. 輸入資材のコスト増加
日本の建築業界では、鉄鋼、木材、コンクリート、石材など、多くの資材を海外から輸入しています。円安になると、日本円での支払い額が増えるため、これらの資材の調達コストが上がります。特に建築に必要な鉄鋼や木材は、価格の高騰が直接的に建築費に影響を及ぼします。

2. エネルギーコストの上昇
建築にはエネルギーが多く必要です。たとえば、重機の燃料や資材の加工・運搬に必要な電力などです。日本はエネルギー資源の大半を輸入に依存しているため、円安によって石油や天然ガスの価格が上昇し、結果として建築現場でのエネルギーコストも上がります。

3. 輸送費用の増加
円安の影響で輸入コストが上がると、建材の輸送費用も増加します。海外からの輸入品が高騰すると、これらを国内に配送するコストも増え、建築コストの一部として反映されます。

4. 資材費高騰のインフレ的影響
円安によって輸入品全般のコストが上がると、国内市場にもインフレの影響が及びます。建材を扱う企業が資材費の上昇に対応して価格を引き上げると、結果として建築費用がさらに増大することになります。

5.家づくりプロセスの変化
家づくりプロセスがお客様のニーズでなく、企業側のニーズに変化している。下記図にて解説しています。




ブログ(価格をおさえるヒント)

リンクをコピーしました

清武修一プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

注文住宅を低価格でデザインするプロ

清武修一プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼