なぜ無垢材、無垢床の家？福岡市工務店の清武建設への家づくりの質問より。

なぜ無垢材がよいのでしょうか？

お客様：
「無垢（むく）を使った家がおすすめです」
ということをよくお聞きするのですが、
具体的に何がいいのでしょうか？


　　　（桜材の無垢床例）

清武：
早速、解説いたします。
まず1つ目は健康面です。

無垢材は、木材そのもので、
接着剤で貼り合わる部分が少ないです。

そのため、接着剤に含まれる
防腐剤の影響が少ないです。


　　　（桜材の無垢床例）

接着剤が劣化すると、
接着面から外れてしまし、
その部材の形が維持できなくなるので、

接着剤には、ホルマリンや、
化学記号でホルマリンと類似するものが、
防腐剤として含まれています。


　　　（桜材の無垢床例）

シックハウスという言葉は
聞かれた方が多いと思いますが、

シックハウスの原因の一つは、
接着剤の防腐剤として含まれる
ホルマリンの影響になります。


　　（桜材の無垢床例）

昔の家に比べて、
家一件に使用される
ホルマリンの量が増え、

シックハウスの症状で、
苦しまれる方が増えた理由から、

2時間に一度、
生活空間の空気を入れ替える、

24時間換気設備を設置することが
義務化されたという経緯があります。


　　（桜材の無垢床例）

2つ目は保温性です。
本物の木材なので、
樹木として地面に根を生やし、

地面より水分を吸収したりしていた、
その原型そのままなので、

当然、木材には、
水分を吸収する為に、
微細な空間があり、

材料として使うと、
その空間が、
熱をたくわえる機能になるので、

冬場、無垢材の床は、
たいへん暖かいですね。


　　（桜材の無垢床例）

3つ目はメンテナンス性です。
表面は綺麗な木目でも、
貼り合わせている場合は、

表面が破損すると、表面とは違う、
中身が露出して、
見た目が悪くなります。

しかし、無垢材の場合は、
表面も中身も同じなので、
凹凸ができても、
そこまで見た目が悪くなりません。


　　（桜材の無垢床例）

無垢材でも「広葉樹」であれば、
固いので、

皆様が想像されているように
傷はつかないと思います。

ちなみに、体育館の床材は、
無垢材の「桜」が
使わてれいる事が多いんです。


　　（桜材の無垢床例）

当然、無垢材の「桜」は、
傷が付きにくいので、
使用されています。

弊社の住宅も、
桜の無垢材を使う場合も多く、

掲載する写真は、
無垢材の「桜」ですが、
施工事例は多いです。

㈱清武建設の
建築士と創る家