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ヒトの『進化の記憶』から家づくりを考える
「豚骨ラーメン」は、久留米、博多の食文化であるが、何故うまいと感じるのか?
数百万年前、ライオンが獲物を食べ、ハイエナ、ジャッカル、その次が人間で、獲物の残りの骨を道具を使って割る事を覚え、「骨髄」を吸っていたらしい。単なる骨髄と豚骨スープは違うかもしれませんが、骨の中に含まれる骨髄、コラーゲンの記憶がDNAに残っているのではないか?
チンパンジーは生肉を5時間噛んでいるが、人間は火を使う調理を覚え、食事の時間が1時間で充分になる。不毛な「やぶ」の土地を焼き払い、一緒に焼き上がった動物、木の実、イモ類を食べる事を覚える。
一般の動物の行動(食物連鎖の地位)は身体能力の範囲(体格差)で決まるが、人間は「火」と「道具」を使う事を覚え、行動に制限がなくなり、生態系の頂点に立った。《多くの一神教の考え方としては人間は最初から生態系の頂点として存在し、自然は人間の為に存在するという考え方である。それに対し山川草木、八百万の神が宿ると考え、自然と共生する『和』の考え方と、神(元々は人の場合もある)、生き物、自然を恐れる怨霊信仰がある日本人は、人間が生態系の頂点であるという事など恐れ多い事だと思う文化があり、そこに宿る神々に了解を得る為の神事である地鎮祭を弊社でもおこなう場合が多いです。(下記写真。施主のお考えで地鎮祭をおこない、弊社で準備します。)》
数百年間、野獣を避けて、息を殺して生きてきた人間が、急に生態系の頂点に立ち、元々低い人間の食物連鎖の地位に対する不安と恐れから、なおさら残忍で危険な存在になり、戦争を繰り返す。
しかし、その不安と恐れが頭から離れないように作られたのが人間なので、猛獣から襲われた恐ろしい状況を忘れず学習する能力があるから生き残ってきたといえる。いつも不安と恐れで潰されそうな精神状態にあるのが人間であり、イヤな思い出を忘れられない状態がDNA上で正常なので、メンタルの場合、薬害の観点から、なるべく病院には行かない方がいい。
火(炎)が直接見えるガスコンロは危険(しかし、ガスコンロも自動で火が消える機能も付き安全な商品も増えています。)だという事で、IHクッキングヒーター(磁気コンロ)を希望される方も増えているが、便利な物を活用する事は賛成ながらも、薪ストーブ、ペレットストーブなど火(炎)を見る事を生活の一部に加える事も、古いDNAの記憶を呼び起こし、精神的に良い影響を与えるのではないかと感じています。(弊社で設置しています。)
◆弊社展示の薪ストーブ。※写真をクリックすると拡大します。
◆ペレットストーブの弊社施工事例 ※写真をクリックすると拡大します。
また、自然界には存在しなかった環境で生活しているので、何らかの良くない影響があると考えている事ですが、私達は、毎日、電気配線の檻(天井裏、壁の中、床下は電気配線でいっぱいです。)の中で生活しており、電化製品を使う生活を無くす事は不可能なので、維持しながら、電気の影響を減らす技術(弊社にお尋ねください。)を施した家づくりもおこなっています。
◆電磁波を減らす技術(弊社)※写真をクリックすると拡大します。
◆電磁波を減らす技術(弊社施工事例)※写真をクリックすると拡大します。
完成すると見えなくなりますが、緑色のシートで電気を吸収しアースで地面に流します。
噂話(うわさ話)が人間を集団化し街(建築文化)を生む
https://mbp-japan.com/fukuoka/kiyotake/column/5068123/
(参考文献)
ユヴァル・ノア・ハラリ氏(サピエンス全史)
苫米地英人(イヤな気持ちを消す技術)
馬渕睦夫(新国体論)