福岡市 建築設計 受賞 JAHBnet しあわせデザインコンテスト2016 清武建設
朝倉郡筑前町にて創業。現在は福岡市を拠点に糸島市~久留米市~宗像市、広範囲にてご依頼いただいています。
失敗しない家づくり
㈱清武建設 一級建築士 清武修一
家づくりを考え始める当初、多くの方が、
総予算=土地+建物
と考えてしまうケースが多いようです。しかし、実際は
総予算=土地+建物+諸経費
になります。
この諸経費は、建築士からの正確な判断がなかった場合、大きく左右する内容も含まれ、
結果的に予算オーバーになってしまう方が多いようです。
その諸経費とは下記のような項目があります。
①土地の仲介手数料(土地代×3%+6万円+消費税)
②登記費用(表示登記・保存登記・抵当権設定)
③銀行保証料・手数料(借り入れ内容により大きく変わります。)
④中間金つなぎ資金
⑤水道引込工事(老朽化による水道引き込み再工事)
⑥水道加入金(各市町村の水道局にて費用が様々)
⑦造成工事(現在の建築基準法により擁壁を新設)
⑧解体工事(分別処理が求められ以前より費用増)
⑨地盤補強(地盤調査会社のデーターにより保険会社が補強工事の有無を判断)
⑩地鎮祭
⑪カーテン(カーテンレール、ロールスクリーン)
⑫冷暖房設備(床暖房、都市ガスヒーター、薪ストーブ・・・)
⑬家具(建築工事における収納棚)
⑭火災保険(地震保険も含む)
⑮境界測量費(筆界特定)
⑯外構費用(隣地の境界塀の有無により金額が大きく変わります)
⑰照明器具、インターネット回線
土地の状況、建物の条件によって変わりますが外構費を含めた諸費用総額は約500万程度になります。現在の建築基準法からの行政指導により、造成費用が大きい場合は、諸費用総額が1000万円を超える場合があります。
その土地でどれだけの諸費用がかかるかをしっかりと把握しておく必要があり、土地探しの相談は不動産会社さんと、なんでも相談できる建築士を見つける事が重要です。弊社は、建築士スタッフに直接相談できます。多くのお客様と家づくりをおこう中で、弊社建築士も、住宅ローンを含む資金計画には詳しくなっています。
価値共創・建築士と共に創る価値ある家づくり
価値共創とは
情報には、「収集力」と「発信力」がありますが、従来は、企業側が圧倒的な情報を持っており、顧客は情報弱者でした。
しかし、昨今、インターネット(Instagram、Facebook、YouTube ・・・)が発展し、これまで情報弱者だった顧客が、大きな発信力と受信力を持つようになり、情報格差の逆転が起こりつつあります。
企業よりも顧客の方が、情報の発信・受信力ともに上回りつつあります。
P.F.ドラッカーは「何を価値とするかは顧客だけが答えられる複雑な問題である」と言っており、価値とはあらかじめ定められたものではなく、顧客にとっての意味で決まります。
当然ですが、価値創造は顧客(施主)が中心で、企業(建築士)はそのサポーターとなってくる。これが、情報格差の逆転の時代における価値創造(家づくり)です。特に、家づくりにおいては、施主と建築士が共に考えながら情報(仕様、構造、デザイン)を組み合わせる必要があります。
弊社建築士と共に価値のある家づくり(価値共創)のプロセスを一緒に楽しみませんか?
イギリス生活情報誌で有名な 「ミスターパートナー社雑誌」掲載
昔、イギリス(ロンドン)の建築物を見て回った事があります。(清武)
イギリス(ロンドン)は、地震の少ない地域の為、レンガを積み上げた建築物で問題なく、街路樹の落ち葉は、雨の多いロンドンにも関わらず、風が吹くと舞い上がる風景があります。
落ち葉がすぐに乾燥し、湿度が低いという事で、高温多湿の日本と比較すると、経年劣化が少なく、そのようなイギリス(ロンドン)の自然環境から、古き時代の建築物(数百年前のアンティークなレンガ積み建築物)が多く、長い年月、耐え続けたという事で、古い建築物の方が、イギリス人は価値があると考えます。
しかし、日本では維持管理に費やす予算が大きい文化財的な古い建築物を除き、高温多湿の日本の環境の中では経年劣化が大きく、古い建築物に良さを感じる価値観が育ちにくい状況です。
(そのような日本の環境下で、弊社は、①耐久性のある素材を使う、②健康的な素材を使う、③ランニングコストを抑える ①~③のバランスを考えながら家づくりを行っています。)
古いレンガの外壁の建築物に、『わび・さび』を感じながらロンドンの街並みを歩いた記憶があり、今でも同じですが、イギリスの住宅に心を惹かれた時期があり、イギリスの庭、住宅についての著書が多い、井形慶子氏に影響を受けた時期がありました。
井形慶子氏の出版社(ミスターパートナー)の書籍に、弊社掲載のお話があり、下記にて、ご案内させていただきます。
http://www.mrpartner.co.jp/daihit2019/01/02.html
福岡市の一級建築士事務所『株式会社清武建設』の代表取締役清武修一さんが日本最大級の工務店ネットワーク「JAHBnet(ジャーブネット)」主催のデザインコンテストでしあわせデザイン賞を受賞した作品だ。床高1m以内の中2階で、子どもの勉強する様子を見れるが、リビングより適度に分離し、常に家族の気配を感じられるユニークな設計が高く評価された。この例に限らず、清武さんが設計する家はコンセプトが明確なのが特長だ。
「当社の特長は、①人件費削減のため、営業マンはいません。建築士のみで運営しています。そのことが、建築士に直接相談し、その場で様々な家づくりの疑問を解決するというメリットにも繋がっています。②モデルハウス維持費(建築費)削減のため、ご見学できる完成直前(お引渡し直前)の新築物件が常にあるために、予約制ですが、個別にしっかりとご説明させていただきながらご見学いただき、家づくりのイメージを描いていただきます。③ご家族皆様の家づくりのご希望を、建築士がしっかりと『ヒアリング』させていただき、整理させていただきます。①~③の取り組みにて、建築費用が高額になれば、家づくりの希望が実現することは当然ですが、シンプルな弊社の企業運営で経費削減し、しっかりとした『ヒアリング』で、お客様ご家族皆様の家づくりのコンセプトを固め、ご希望の家づくりを実現させます」
同社は、一級建築士の清武さんをはじめ、スタッフ全員が一級か二級建築士という建築家集団。一人ひとりのスタッフが施主とマンツーマンで、対応する。また、工期途中で設計の微調整を行うのも特長だ。
「家づくりのプロセスでは、室内イメージ、外観イメージがわかるように3次元のCG画像も作成していますが、工事中でなければわかりにくい部分もあります。棚の枚数、その位置、ハンガーパイプの高さ、壁内収納、照明の位置、コンセントの位置、スイッチの位置、手すりの高さ、屋外と玄関先の段差など体感して初めて認識できることも多く、そのため、工事過程の現場状況を見て頂いて詳しく説明し、ご要望に即して工事内容の修正や変更も行うフレキシブルな対応で完成後の満足度を最大化します」
健康的な家づくりも清武さんが追求するテーマだ。シックハウス対策として自然素材を多く使い、ヒートショック対策として、気密性(C値)を高め、高断熱の家づくりを行い、電気に囲まれた住環境は、自然界にない人工的な環境であり、何らかの悪影響があると考え、ご希望されるお客様は、一般住宅でも数百v/mになっているが、スウェーデンの工場施設で義務化されている、25v/m以下の住環境(特に長時間いる寝室環境)になる家づくりも行っている。もう一点、工費についてもJAHBnetによる大量一括共同仕入れによって中間マージンを大幅にカットし、適正価格を実現した。
「自然との繋がりや地域コミュニティーとの繋がり、家族との繋がりなど様々な繋がりによって、人は豊かさを感じるものだと思います。お客様それぞれの思いをしっかり受け止め、豊かさを感じる家づくりを追求していきたいと思っています」
(ライター/ミスターパートナー斎藤紘)