女性目線(視点)の家 注文住宅 (LDK編) 福岡市工務店 女性建築士
昔と今では生活スタイルが変わり、多くの電化製品に囲まれています。
IHクッキングヒーター
新築住宅において、あらかじめキッチンに取り付けられているIHクッキングヒーター(ビルトインタイプ)は、200Vの為、アース設置が義務付けされており、『電場』に関しては、特に問題ないです。
『磁場』に関しては、近年の製品(ビルトインタイプ)の場合は、改良され、低い数値の磁場発生の為、特に問題ないです。
冷蔵庫
冷蔵庫より1m程離れても、『電場』は、100V/m程度発生し、至近距離では650V/m程度発生しています。(アースを取れば軽減します。)
『磁場』に関しては、冷蔵庫の裏から発生し、機種によっては、60cm程度離れなければ、安全と考えられる2.5MG以下にならない場合が多く、壁をはさんで、冷蔵庫とベットが隣り合わせであった場合は、位置の移動が必要です。
電子レンジ
調理中の『磁場』は、測定器で測定できる数値を上回り、測定不可能になります。調理中は、離れることが必要です。
『電場』は、すべての電化製品で同じ事が言えますが、アースを取って軽減させる必要があります。
建築物
壁内には、多くの電気配線があり、1階の床下は少ないですが、2階の床下(1階の天井)には、多くの電気配線があります。その電気配線からは、『磁場』は問題ありませんが、『電場』が数百V/m発生しており、アースを取る必要があります。
(シートで吸収し、地面に流す仕組み)
その工法に関しては、弊社においても、近年より取り組み始め、特殊な工法の為、一般的には、使われていない技術になります。測定器の数字で確認できます。お尋ねください。
(日本での基準はありませんが、スウェーデン基準の25V/mの数値を下回る事を確認できます。)