C値、UA値、高気密高断熱と注文住宅の費用対効果(福岡市工務店の一級建築士)
(新築後のメンテナンスについて)
特に、お引越しが冬場だと、空気が乾燥し、
既製品の室内ドアでも若干の狂いが生じ、
開閉がスムーズに行かなくなったりします。
アルミサッシも、半年、1年後、網戸が外れやすくなったり、
クレセント(ロック)が硬くなったりします。
蛇口関係も、水道管からの微細なゴミが引っかかるなどの原因で、
蛇口を閉めても、少しずつ水が流れてしまうなどの
不具合例もありました。
それらの調整、修理は、お引越し後からその度、おこなっています。
経年劣化(消耗)による部材交換が発生した場合は、費用発生しますが、
ハウスメーカーオリジナル仕様の器具関係をつけない限り、
わずかな費用で部品交換ができます。
当然ですが、瑕疵保証(保険)は加入し、
10年間、柱、梁、基礎の構造体の問題での不具合が発生した場合や、
雨漏れ、水道関係の漏水は、保証する事が義務化されています。
60年保証などの長期保証(保険)を宣伝する会社もあり、弊社も対応できますが、
そのような保証(保険)は、10年ごと、まだ補修しなくてもよさそうな箇所も含め、
徹底的にお客様の費用負担で補修した上で保証(保険)を更新しなければならず、
安心感はありますが、維持管理コストが高くなります。
私の考えとしては、10年間の保証(保険)で十分だと思います。
費用をかけなければならない部分としては、
10~15年後に足場をかけて、サッシ廻り、
サイディングの継ぎ目などのコーキングをやりかえ、防水塗装、
外壁塗装等の維持管理をおこなえば、十分かと思います。
突発的におこるかもしれない白蟻の問題ですが、
新築工事において費用が高額になる10年保証をおこなうよりも、
薬品会社の5年保証を付けて、築6年目に入る前に、
白蟻対策の工事をおこない、白蟻保証を5年延長した方が
新築工事費と維持管理費を含めた総額としてはお安いようです。
分譲マンションを購入されると、マンションの管理組合に、
共用スペースの営繕費(修繕費、外壁塗装、防水塗装等の費用)として、
毎月積立をおこないます。
個人の住宅も同じで、将来発生する営繕費(修繕費、外壁塗装、防水塗装等の費用)は
貯蓄しなければなりません。
住宅建築の場合、弊社で最も多い工法である木造在来工法であれば、
一般的に最も普及している建築工法の為、
将来の営繕費(修繕費、外壁塗装、防水塗装等の費用)を
お客様が比較検討でき、確立された工法のため、職人も豊富で、
お安い費用できると思います。
株式会社 清武建設 博多支店
(清武一級建築士事務所)
清武 修一
福岡市東区箱崎7丁目2番14号
新規受付 0120-01-5040 (火・水・定休)
ファックス 092-201-8202
http://kiyo.jpn.com