【連載:理念浸透と採用定着の実践メソッド】第4回目
日本の若者が建設業を敬遠する、本当の理由
―― 仕事が嫌なのではない。未来が見えないだけだ ――
皆さん、こんにちは。
株式会社飛躍のミカタ武村欽也です。
「最近の若者は続かない」
建設業の経営者から、よく聞く言葉です。
しかし、若者本人の声を丁寧に拾うと、
まったく違う本音が見えてきます。
若者が見ているのは「今」ではない
若者は、目の前の仕事量や給与だけで職業を選んでいません。
彼らが見ているのは、
・3年後、5年後の自分
・成長の道筋
・この仕事を続けた先に何があるのか
ここが見えない職場は、
最初から選択肢に入りません。
「見て覚えろ」が不安を生む
建設業では長く
「現場を見て覚えろ」という文化がありました。
しかし若者にとってこれは、
・何を
・どこまで
・いつできれば良いのか
が分からない状態を意味します。
成長している実感が持てない仕事は、続かない。
評価が見えない仕事は、選ばれない
若者が最も敏感なのは「評価」です。
・何ができれば評価されるのか
・次に何を目指せばいいのか
これが見えない職場では、
頑張る理由を見失います。
建設業が嫌われているわけではない
若者は、建設業そのものを嫌っているわけではありません。
敬遠されているのは、
・属人的な判断
・将来像が描けない働き方
・教えられない仕事の構造
これは「変えられる部分」です。
第3回まとめ
・若者は未来を見て仕事を選んでいる
・「見て覚えろ」は不安を生む
・評価と成長の道筋が見えない職場は選ばれない
・問題は業界ではなく構造にある
次回予告(最終回・第5回)
人手不足を「経営の武器」に変える会社の条件
採用に振り回されない会社が、
最後にやっていることを整理します。



