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【建設業・採用支援シリーズ】第2回

武村欽也

武村欽也

テーマ:人材採用のノウハウ

なぜ建設業では、人を増やすほど社長が苦しくなるのか

―― 採用が「解決」ではなく「負担」に変わる瞬間 ――

皆さん、こんにちは。
株式会社飛躍のミカタ武村欽也です。
「人を入れれば、少しは楽になるはずだった」
建設業の社長から、
本当によく聞く言葉です。

ところが実際には、
・人を入れたのに楽にならない
・むしろ社長の仕事が増えた
・現場は回っているのに、頭が休まらない
そんな状態に陥る会社が少なくありません。
これは、
採用が間違っているわけでも、
人材が悪いわけでもありません。
構造の問題です。

人を入れると、なぜ社長の仕事が増えるのか

採用後に社長の仕事が増える理由は、
とても単純です。
・判断
・指示
・調整
これらの仕事は、
人が増えるほど増えるからです。
現場作業は分担できます。
しかし、
「どちらを優先するか」
「どう判断するか」


これは、
社長しかできません。

現場が回るほど、社長は“詰まる”

人を入れると、
・現場は回る
・作業は進む
一見、うまくいっているように見えます。
しかし裏側では、
・細かい確認
・イレギュラー対応
・トラブルの最終判断
が、すべて社長に集まります。
結果として、
現場は回っているのに、
社長だけが回らない

という状態が生まれます。

「忙しさの質」が変わっていることに気づいていない

採用前の忙しさは、
・作業量の多さ
でした。
採用後の忙しさは、
・判断の連続
・割り込み対応
・頭の切り替え
に変わります。
この変化に気づかないまま、
「人を入れたのにおかしい」
と感じている社長が、
非常に多いのです。

採用は「仕事を減らす行為」ではない

ここで、
一つ大切な視点を。
採用は、
仕事を減らす行為ではありません。


採用とは、
・仕事の形を変える
・経営の負荷を変える
行為です。

この前提を理解せずに人を増やすと、
社長の負担は確実に重くなります。

第2回まとめ

・人を増やすと、判断と調整が増える
・現場が回るほど、社長は詰まりやすい
・忙しさの「質」が変わっている
・採用は、仕事を減らす魔法ではない
ここまで来ると、
次の疑問が浮かぶはずです。

では、若者は
なぜこの構造を嫌うのか?


次回予告(第3回)

日本の若者が、
建設業を選ばなくなった本当の理由


「きついから」では説明できない、
若者側の視点を正面から描きます。

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武村欽也
専門家

武村欽也(行政書士、採用定着士)

株式会社飛躍のミカタ

中途採用支援と財務・経理業務のDX化で企業の成長を支えます。求人検索エンジンと連動した原稿作成代行により、経営者の思いを伝え、応募数増から人材定着までフォロー。行政書士として建設業許可申請の実績も豊富

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