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【AI行政書士アシスト】第1回

武村欽也

武村欽也

テーマ:行政書士 × AI × DXシリーズ

なぜ、建設業許可を主業務にするほど行政書士は苦しくなるのか

―― 件数が増えるほど、時間が消えていく理由 ――

皆さん、こんにちは。
株式会社飛躍のミカタ武村欽也です。
飛躍のミカタグループの基幹企業である行政書士法人QORDiAの経験よりお話させていただきます。
建設業許可は、
行政書士業務の中でも「王道」と言われます。
・顧客は継続する
・周辺業務にも広がる
・専門性も高い

本来、
事務所経営を安定させる理想的な業務のはずです。

それなのに――

建設業許可を主業務にしている行政書士ほど、
こんな状態に陥っていませんか。
・いつも時間に追われている
・件数は増えたのに楽にならない
・「これ以上は受けられない」と感じている

これは、能力不足ではありません。
業務構造の問題です。

建設業許可は「単発業務」ではない

多くの行政書士が、
無意識のうちにこう考えています。

建設業許可=申請して終わり

しかし現実は、
その逆です。

許可取得は、
スタート地点にすぎません。
・毎年の年次報告
・役員変更・本店移転・資本金増資
・業種追加
・経営事項審査

むしろ、
取得後の業務の方が長く、重い。

本当に時間を奪っているのは「書類作成」ではない


行政書士の仕事が大変だと言うと、
多くの方はこう思います。

「書類が難しいから」
「判断が多いから」

しかし実態は違います。
時間を奪っているのは、
・顧客への案内文作成
・必要書類の説明
・書類が揃わないことへの対応
・提出後の修正・差し戻し

つまり、
**「判断」よりも
「案内・整理・確認」**です。

件数が増えるほど、業務は指数関数的に重くなる

建設業許可業務の特徴は、
1社増えるごとに、仕事が1社分増えるわけではない
という点です。

1社増えると、
・案内が増える
・確認が増える
・フォローが増える
・管理が増える

業務は、
足し算ではなく掛け算で増えていきます。

だから、
・受任数が増える
・売上は増える

それでも、
「なぜか楽にならない」
という状態が生まれます。

人を雇っても、根本解決にならない理由

では、
補助者を増やせば解決するでしょうか。

実際には、
・教える時間が増える
・チェック業務が増える
・ミスの責任は自分に戻る

結果として、
仕事は減らず、責任だけが増える。

これは、
人の問題ではありません。

業務が属人化している構造の問題です。

多くの行政書士が気づいていない事実

ここで、
一つだけはっきり言います。
建設業許可業務で苦しくなるのは、
頑張っている証拠です。

ただし、
頑張り方が間違っているのではありません。

「人がやらなくていい仕事」に
人の時間を使っている
だけです。

この構造に気づかない限り、
・これ以上は受けられない
・でも売上は伸ばしたい

という矛盾から、
抜け出すことはできません。

今日のまとめ(第1回で伝えたかったこと)

・建設業許可は王道だが、重たい
・苦しさの原因は「能力」ではない
・本当の負荷は、案内・整理・確認
・件数が増えるほど、業務は掛け算で増える

ここまで理解できれば、
次に考えるべきことは一つです。

この業務構造のままで、
5年後も続けられるか?

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武村欽也
専門家

武村欽也(行政書士、採用定着士)

株式会社飛躍のミカタ

中途採用支援と財務・経理業務のDX化で企業の成長を支えます。求人検索エンジンと連動した原稿作成代行により、経営者の思いを伝え、応募数増から人材定着までフォロー。行政書士として建設業許可申請の実績も豊富

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