【建設業許可専門 × 行政書士 × AI・DXシリーズ】第2回目
第5回|経審を甘く見た会社が、あとで必ず困る理由
―― 数字・評価・申請を人に任せないという選択 ――
皆さん、こんにちは。
行政書士法人QORDiA武村欽也です。
「毎年やっているから大丈夫」
「税理士と行政書士に任せている」
経審をこう捉えている会社ほど、
評価が下がった理由を説明できない状態に陥ります。
経審は、
結果だけを見る制度ではありません。
実際に多くの会社で起きている問題
点数が下がった理由が分からない
・前年より売上は伸びている
・特に大きなトラブルもない
・それでも評価が下がる
このとき多くの社長は、
「なぜ?」と感じます。
しかし経審は、
“結果だけ”で決まる制度ではありません。
なぜ経審は分かりにくいのか
数字と判断が分断されている
・決算は税理士
・経審は行政書士
・経営判断は社長
この分業自体は悪くありません。
問題は、
全体を一気通貫で見ている仕組みがないことです。
その結果、
・影響を事前に把握できない
・結果が出てから理由を探す
という流れになります。
なぜ人の管理では防げないのか
判断が“後追い”になるから
人が確認する場合、
・決算が出てから考える
・申請直前に調整する
こうなりがちです。
これは努力の問題ではなく、
人が扱える情報量とスピードの限界です。
困らない会社が選んでいるやり方
経営判断と経審を“つないでいる”
経審で安定している会社は、
・決算が出た瞬間に評価への影響を把握
・数字がどう反映されるかを事前に確認
・改善ポイントが見える
状態を作っています。
これを
人の頭ではなく、
AI・DXの仕組みで一貫管理しています。
AI&DXが経審で果たす役割
「後から驚かない」ための装置
AI・DXの役割は、
点数を操作することではありません。
「なぜこの結果になったか」
「次に何をすればいいか」
これを
結果が出る前に分かる状態を作ることです。
まとめ
経審で困る会社と、
困らない会社の差は明確です。
結果を見てから考えるか。
結果が見える状態で判断するか。
【行政書士 × AI × DX】は、
経審を「年1回の行事」から
経営判断の道具に変える仕組みです。



