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【採用5ブロックメソッド 第2回目】

武村欽也

武村欽也

テーマ:人材採用のノウハウ

皆さん、こんにちは。
株式会社飛躍のミカタ採用定着士の武村欽也です。
求人票の作り方に興味ございませんか?
応募が集まる求人票には、必ず“物語”があります。
逆に、情報だけを並べた求人票は、どれだけ条件が良くても人が動きません。
人は「未来がイメージできたとき」にだけ行動するからです。

第2回は、求職者の心をつかみ、応募につながる「物語のつくり方」を解説します。

第2回 「応募したくなる物語のつくり方」

――求人票は“情報”ではなく“人生の物語”で書く**――

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■ 求人票は「あなたの未来はここにある」と提示する文章

求職者が読んでいるのは、
・給与
・休日
・仕事内容
ではありません。

読んでいるのは
「ここで働く自分の姿」 です。

求人票が刺さらない理由は、
会社が伝えたい“情報”だけを書き、
求職者が求めている“物語”が書かれていないからです。

■ 飛躍のミカタ式「物語構造」はたった4つ

物語といっても文学作品を書く必要はありません。
求職者が未来をイメージできれば十分です。

飛躍のミカタ式では、求人票の物語は 4つの流れで完成 します。

① 応募者の現在地(悩み・不安)

例:
「子育てと仕事の両立が難しく、正社員を諦めかけている」
「前職で人間関係に苦しみ、次こそは安心して働きたい」
→ 求職者の“今”を言語化し、共感をつくります。

② その悩みを会社がどう受け止めるか

例:
「当社には同じ経験を持つ先輩が多く、相談しやすい環境があります」
「未経験スタートの社員が8割以上。基礎から育てます」
→ “あなたの悩みは理解している”という安心感を与えます。

③ この会社で働くと、どう変わるか(未来)

例:
「子どもの行事に参加しながら、正社員としてキャリアを築ける」
「今までの経験を活かして、お客様に感謝される毎日が待っている」
→ 応募者の脳内で“未来像”が動き出す瞬間です。

④ 物語の証拠となるエピソード

例:
「実際に、前職で人間関係に悩んでいた社員が、今ではチームの中心として活躍しています」
→ 未来が“リアルに存在する事実”として響きます。

■ 求人票は「人生の次の一歩」を提案する文章

応募者は求人票を読みながら、
無意識にこう考えています。

「私はここで、やり直せるだろうか?」
「ここで未来は変わるだろうか?」

だから、“ストーリー”が必要なのです。
中小企業ほど、物語の力が圧倒的に効果を発揮します。

■ 次回予告

第3回は
「給与・待遇より大切な『働く理由』の提示」
を取り上げます。
応募が集まる会社は、必ず“深い意味付け”を持っています。

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武村欽也
専門家

武村欽也(行政書士、採用定着士)

株式会社飛躍のミカタ

中途採用支援と財務・経理業務のDX化で企業の成長を支えます。求人検索エンジンと連動した原稿作成代行により、経営者の思いを伝え、応募数増から人材定着までフォロー。行政書士として建設業許可申請の実績も豊富

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