【新シリーズ:財務支援は“社長の余裕”をつくる】第5回目
皆さん、こんにちは。
飛躍のみかた税理士事務所の石山明弘です。
飛躍のミカタ流メソッドの中核であり、
社長の人生を一気に軽くする“財務DXの本質”をお伝えします。
■ 第5回 【なぜ財務DXが“決断力”を劇的に高めるのか?】
—— 数字が見えると、迷いが消える。迷いが消えると、社長は強くなる——
私は、数多くの社長と向き合いながら
“ある共通点”に気づきました。
強い会社の社長は、決断が早い。
苦しい会社の社長は、決断が遅い。
この違いは、性格ではありません。
根性でも、経験でもありません。
結論はひとつ。
数字が“見えているかどうか”。
数字が見える社長は、
迷いません。
ブレません。
不安に振り回されません。
つまり――
決断が早くなる。
ではなぜ、財務DXが
社長の決断力を爆発的に引き上げるのか?
飛躍のミカタ流メソッドで解説します。
■ ①「今の会社の健康状態」が一瞬で分かる
財務DXの最大の価値は
【リアルタイムで会社の状態が見える】
これにつきます。
・何にいくら使っているのか
・粗利が確保できているか
・現金は何ヶ月分あるのか
・固定費は増えていないか
これが即座に分かる。
例えるなら
「社長専用の血圧計・心電図・体温計が常に手元にある状態」
です。
状態が分かれば、
間違った判断はなくなります。
数字が見えない社長は、
常に“憶測経営”。
数字が見える社長は、
常に“現実経営”。
この差は、巨大です。
■ ② 不安の正体が消える(=数字が不安を吸収してくれる)
多くの社長が抱える“本当の苦しみ”は
お金の不安
です。
・今月の資金繰り大丈夫か…
・経費が増えている気がする…
・この投資、本当にやっていいのか?
・人を採用しても大丈夫か?
財務DXは、これらを
“感覚”ではなく
“事実”に変えてくれます。
不安の正体は、数字が見えていないこと。
数字が整うと、
感情のブレがスッと消えます。
社長の心が軽くなるのです。
■ ③ 判断のスピードが“圧倒的に”上がる
財務DXを入れると、
社長はこう変わります。
・「いける。やろう。」
・「今はやめよう。」
・「この事業はやめる。」
・「この社員に任せよう。」
・「広告費は投資に値する。」
判断が早い会社は伸びます。
判断が遅い会社は沈みます。
社長が迷いなく決められるのは、
数字が“背中を押してくれる”から。
数字の裏付けがあると、決断に迷いがなくなる。
これは飛躍のミカタ流メソッドの真髄です。
■ ④ 社長自身の「思考の透明度」が上がる
数字が見えると、
社長の脳内がスッキリします。
・何に集中すべきか
・どこを改善すべきか
・どの部門が利益を生むのか
・誰が活躍しているか
・どこがコスト増の原因か
これらが曇りなく“透明”に見えてくる。
つまり、
社長の思考がクリアになる。
思考がクリアになると、
言葉もクリアになる。
言葉がクリアになると、
指示もクリアになる。
指示がクリアになると、
社員が動く。
会社は、こうして強くなるのです。
■ ⑤ 『会社の未来』を“見える化”できる
財務DXは、
過去を見るための仕組みではありません。
未来を読むための仕組みです。
・未来の資金繰り
・未来の利益
・未来の粗利
・未来のコスト
・未来の人件費比率
・未来の投資回収
これが数字で読める。
未来が読めると、
不安が希望に変わります。
財務DXとは、
未来を信じられる社長をつくる仕組み。
これが飛躍のミカタ流の解釈です。
■ 結論:財務DXは“決断力の装置”
財務DXはデジタル化ではありません。
ツールでもテクノロジーでもありません。
財務DXの本質は――
・社長の不安を消す
・会社の現実を映し出す
・決断を早くする
・社長に余裕を生む
・未来を見える化する
つまり、
財務DX=社長の決断力を最大化する装置。
数字が見えると、
社長は迷わなくなる。
社長が迷わなくなると、
会社はブレなくなる。
会社がブレなくなると、
社員はついてくる。
これが、
飛躍のミカタ流・財務メソッドの本質です。



