【シリーズ:中途採用は“戦略”で決まる】第3回目
皆さん、こんにちは。
株式会社飛躍のミカタ 採用定着士の武村欽也です。
社長の”口ぐせ”で社員のやる気度の違いが出てくるんですね。
■ 第4回 【社長の口ぐせが会社の空気を決める】
—— 社長の一言が、社員の1ヶ月のやる気を左右する。これが飛躍のミカタ流”言葉のマネジメント——
私は多くの企業を訪問し、
社長と社員の間に生まれる“空気”を見てきました。
その中で確信したことがあります。
会社の空気をつくっているのは、制度でも仕組みでもない。
ただひとつ、社長の“口ぐせ”である。
社員は、社長の言葉を“その会社の価値観”として受け取ります。
だからこそ、社長の口ぐせが
社員の行動、モチベーション、チームワークを決定づけていくのです。
■ 社長の言葉は、社員にとって「天気予報」
社長が放つたった一言で、
会社の天気が変わります。
・社長が暗い → 社内は曇り
・社長が怒る → 社内は雷雨
・社長が沈黙 → 社内は不安
・社長が笑う → 社内は晴れ
飛躍のミカタ流ではこれを
“社長天気予報の法則”
と呼んでいます。
例えば、社長が無意識に言うこんな言葉――
・「なんでできないんだ?」
・「ちゃんとやれよ」
・「またミスか」
・「結局俺がやるしかない」
こうした口ぐせは、
社員の心に“できない烙印”を押してしまうのです。
社員は能力で動くのではありません。
“言葉で動く”のです。
■ 否定の言葉は「社員のやる気」を奪う
想像してみてください。
毎日こんな言葉を聞いて働く社員の気持ちを。
・「お前じゃ無理だ」
・「期待してないよ」
・「どうせできないだろ」
・「言わないと動かないな」
社員は萎縮し、
挑戦しなくなり、
黙り込み、
会社を離れていきます。
反対に――
「できると思ってるよ」
「任せてみる」
「一緒にやろう」
「ありがとう」
「助かった」
こうした言葉が増えるだけで、
会社は驚くほど変わります。
■飛躍のミカタ流“言葉のマネジメント”とは?
私は、社長の言葉が持つ“破壊力”と“再生力”を知っています。
どんな会社も、言葉が変わった瞬間に、空気が変わります。
飛躍のミカタ流メソッドでは、
社長が必ず使うべき「魔法の言葉」を定めています。
■ 飛躍のミカタ流・社長の魔法の言葉5選
①「ありがとう(即時)」
社員の行動を最も加速させる言葉。
“即時”がポイント。
②「任せてみるよ」
社員が一気に自立する言葉。
③「どうした?困っていないか?」
信頼関係を生む言葉。
④「これ、すごく良かったよ」
成果の認知は、給料よりも社員を動かす。
⑤「失敗しても大丈夫。改善すればいい」
挑戦する社員を生む言葉。
■ 社長が変わると、社員は自動的に変わっていく
社長が使う言葉が変わった瞬間、
社員の“表情”が変わります。
表情が変わると、
行動が変わります。
行動が変わると、
成果が変わります。
成果が変わると、
会社が変わります。
すべては、社長の口ぐせから始まる。
これが飛躍のミカタ流・言葉のマネジメント。
■ 結論:社長の言葉は、会社の未来の“種”である
言葉には、会社を壊す力もあれば、
会社を育てる力もあります。
社員は、
「社長が発した言葉を一生覚えています」。
それほど、重いのです。
それほど、影響力があるのです。
だからこそ、社長が発する言葉ひとつで
会社の空気は晴れにも曇りにも、嵐にも変わります。
社長の言葉が会社の未来をつくる。
口ぐせが会社の文化をつくる。
言葉の管理こそ、飛躍のミカタ流メソッドの真髄です。



