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連載:社長の「決める力」実践メソッド【第5回目】

武村欽也

武村欽也

テーマ:財務支援~経営の悩み

皆さん、こんにちは。
即断即決が会社を強くします。
株式会社飛躍のミカタ パートナーの
飛躍のみかた税理士事務所の石山明弘です。
飛躍する社長には「決め方の公式」があります。
最終の第5回目は
実際に飛躍する社長たちが使っている
**「決断の型(Decision Formula)」**を公開します。

【第5回】決断の具体的な型(方法論)

——飛躍する社長が実践する「決め方の公式」——

社長の決断力は“才能”ではありません。
学べます。鍛えられます。再現できます。
最終回となる今回は、
実際に飛躍する社長たちが使っている
**「決断の型(Decision Formula)」**を公開します。

■ 1.まず「ゴール」を決める

決断の質は、最初のこの一歩で決まります。
● 何を達成したいのか
● どんな状態をつくりたいのか
● 誰を幸せにしたいのか

この“ゴールの明確化”を避けて決断はできません。
逆に言えば——

ゴールさえ決まれば、決断の半分は終わりです。

■ 2.情報を集めすぎない

多くの社長が陥る罠があります。
それは “情報過多で決められなくなる” という状態。
情報は必要ですが、
集めすぎると必ず迷います。
決断できる社長は、
「判断に必要な情報だけ」を揃え、
あとは進みながら調整します。

■ 3.仮説を立て、「小さく始める」

正しい決断とは、
“未来を完璧に予測すること”ではありません。
● こうなるはずだ
● この施策は効果がある
● この方向が正しい

という仮説を立てて、
小さくスタートすることです。
小さく始めれば、
失敗しても被害は小さい。
そして改善のサイクルが速い。
これが伸びる会社の思考です。

■ 4.決めたら“即行動”

決断とは、意思ではなく行動です。
採用するなら今動く
投資するなら今日手続きする
やめると決めたらすぐ止める
決断しても、動かなければゼロ。
行動して初めて「決断した」と言えます。

■ 5.結果を見て、改善する

決断とは終わりではなく、
むしろここからがスタートです。
・数字を見て
・現場を見て
・顧客を見て
改善点を見つけ、即座に修正する。
この「決める → 動く → 直す」の連続が、
会社を確実に強くしていきます。

■ 最終結論: **社長が変われば、会社は必ず変わる。

決める社長が、会社を伸ばす。**

5回にわたる連載を通して、
“決める力”がどれほど会社の未来を左右するかを
紐解いてきました。
第1回:社長の本質は「決めること」
第2回:決められる社長と決められない社長
第3回:財務の見える化が決断力を高める
第4回:決断できる社長の習慣
第5回:決断の型(方法論)


どれも共通しているのは、
社長の決断力こそが経営のエンジンであるということ。

この連載が、
一人でも多くの社長の決断を後押しし、
会社の未来を切り拓く力になれば幸いです。

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武村欽也
専門家

武村欽也(行政書士、採用定着士)

株式会社飛躍のミカタ

中途採用支援と財務・経理業務のDX化で企業の成長を支えます。求人検索エンジンと連動した原稿作成代行により、経営者の思いを伝え、応募数増から人材定着までフォロー。行政書士として建設業許可申請の実績も豊富

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