土とともに暮らす ― 建築素材としての“原点”を見つめて
「働きたくなる空間」を目指して。
オフィスは、ただ仕事をする場所ではありません。
一日の多くの時間を過ごす場所だからこそ、居心地の良さや、心が少し和らぐ空気感も大切だと考えています。
今回のリノベーションでは、壁には藁を混ぜた左官仕上げを採用しました。
自然素材ならではのやわらかな表情は、時間帯によって光の見え方が変わり、空間に温かみを与えてくれます。
さらに、壁にRを取り入れています。
直線だけで構成された空間に少しだけ曲線を加えることで、オフィス特有の硬い印象が和らぎ、人の動きにも自然なリズムが生まれます。
働き方が変われば、オフィスも変わる。
そして、オフィスが変わることで、人の気持ちも少し変わる。
そんな場所になってくれたら嬉しいと思っています。
全4回お読みいただき、ありがとうございました。


