【オンライン勉強会】『景気後退とインフレの同時進行　～最新の投資環境（2022年4月）～』

ファイナンシャルプランナー（FP）の久保逸郎です。
4月18日（月）にオンライン勉強会を行います。

米国では昨年（2021年）夏頃から長短金利差が縮小していく傾向が続いていましたが、とうとう長期金利が短期金利を下回る逆イールドの状況になりました。
このような長短金利差の逆転は、景気後退に陥る可能性を示す重要なシグナルとされており、過去長短金利差が逆転したケースではその後約9割の確率で景気後退に陥っています。

また、昨年（2021年）初めの時点では1バレル当たり60ドルを下回っていた原油価格は、その後急上昇し、現在は100ドルを超える水準で推移しています。過去このような原油価格の急上昇が起きた場面では、その後100%の確率で景気後退が起きています。

この他にも企業の景況感が徐々に下がり始めたり、住宅ローン金利上昇の影響で中古住宅の販売に急ブレーキがかかるなど、所々に景気変調のシグナルが出始めています。

上記は米国の状況ですが、4月1日に発表された日銀短観で7期ぶりに大企業の景況感が製造業・非製造業のどちらにおいても悪化を示したように、日本も先行きに暗い影が漂いつつあります。
徐々に景気の先行きに対する不安が強くなる中、金融政策の違いや経常赤字の拡大などを背景に円安圧力が高まっており、それがさらなる物価上昇につながるという悪循環を招いています。

景気が後退していく中でインフレーション（物価上昇）が同時進行する現象のことをスタグフレーションといいますが、まさにそのスタグフレーションが現実になる可能性が高まっているのです。
このスタグフレーションの環境は生活者にとっては大変厳しい状況であり、また、大切な資産（お金）の価値を守っていくことも容易ではありません。

そこで今回はこのような景気後退とインフレが同時進行するスタグフレーション環境での投資方法について、大切なお金の運用方法をアドバイスするプロの視点で解説します。

この勉強会はFPオフィス クライアントサイドのお客様やお取引先の皆様などに向けて、経済や投資の知識などの共有することを目的として開催しているものです。
特定の金融商品等を勧めたりすることはありません。
一般の方も参加できますので、気軽にお申込みください。

参加費は無料です。

【オンライン勉強会詳細】

タイトル：『景気後退とインフレの同時進行　～最新の投資環境（2022年4月）～』

講師：久保 逸郎（FPオフィス クライアントサイド代表）
＜講師プロフィール＞高校を1年で中退。独学で大学入学資格検定を取得して大学進学。大学卒業後は大手リース会社、外資系生命保険会社を経て、平成15年3月にファイナンシャルプランナー（FP）として独立。相談業務を中心に実務派ファイナンシャルプランナーとして活動する傍ら、ライフプランや資産運用などのお金のことについて年間100回近いセミナー等の講演活動や、マネー雑誌等への原稿執筆などを行っている。
＜主なメディア実績＞
読売新聞・朝日新聞・朝日新聞AERA・東洋経済・財界九州・エコノミスト・マネープラス・FPジャーナル・Financial Adviser・みずほ銀行おかねアカデミー・TVQ九州放送「九州けいざいNOW」・FBS福岡放送「めんたいワイド」・九州朝日放送「ニュースぴあ」ほか

2022年4月18日（月） 20:00～21:00

会場：オンライン開催
※パソコン・タブレット・スマートフォンで参加可能。
（但し、インターネットに接続する必要があります）
参加申し込みをいただいた方には、後日メールで使用資料と参加方法をお伝えします。

参加費：無料

定員：10名（先着順・予約制）

主催：FPオフィス クライアントサイド

申込方法：ホームページのお問い合わせフォームから【4月18日勉強会参加希望】とご記入の上、前日までにお申込みください。
https://www.fp-office.com/contact.html

※注意事項
本セミナーはお客様への情報提供と、一般消費者の投資教育を目的としていますので、ファイナンシャルプランナー（FP）・保険営業・金融機関の職員の方などの参加を固くお断りします。
（但し、当事務所のお取引先の方を除きます）