～九州から日本一を目指して～ 福岡SUNSの戦いがスタート
「ライフプランと資産運用の専門家」の久保逸郎です。
ゴールデンウイークなので、昨日に引き続いて最近プライベートで感じたことを書きたいと思います。
その一つが中学校の頭髪検査について。
4月から春日市内の中学校に通い出した息子が、入学式の翌日に「頭髪検査に引っ掛かった」と言い出しました。
基準を聞くと男子は前髪は眉の上までで、耳にも付いてはいけない規則ということです。
でもおかしいのは、うちの息子は園児の頃に「涼しい」「これがいい」と言い出してから、ずっと坊主頭なんですよね。
しかも入学式があったから、春休みに床屋に散髪に行ったばかり。
それにもかかわらず、ほんのちょっとだけ耳に付いた部分で違反とされたらしいです。
再検査に向けて耳に付いた部分を切っていました。
刈り残しの髪の毛1本でも耳に付いたらダメ
その数日後に中学の担任の先生からたまたま妻あてに電話があったので、坊主頭なのに頭髪違反を指摘された件を「おかしいのでは？」と尋ねてみました。
そうしたら「（刈り残しの）髪の毛1本でも3本でも耳に付いたらダメ」「ルールはルールだから」「入学したばかりだからこそ厳しく・・・」などと反論されてしまいました。
担任は全くおかしいとは思わないようで、これ以上話しても埒が明かないと判断をしたので、そこで電話を終えました。
私の感覚ではそういうのは注意ではなくて、「いちゃもん」って言うんだと思いますけどね。
私自身も坊主頭で頭髪違反とされた経験が
私自身も中学2年の時に、野球部で丸坊主だったので検査は当然問題ないと思っていたら、床屋の刈り残しが3本だけ耳に付いていて頭髪違反と言われて、違反組に振り分けられたことがあります。
指摘をしたのは1年生の時の担任で、体育の先生でした。
今振り返っても常識外れというか、頭がおかしいとしか思えません。
それでも私の場合は入学早々でもなかったですし、生意気な生徒だったので先生がいちゃもんを付けたかったのかもしれません。
しかし、どちらにしてもそのような先生を尊敬するなんて無理なことです。
余計に反抗する心が強くなっただけだったように思います。
まさか四半世紀以上が過ぎて、息子が同じ経験をするとは考えてもいませんでした。
中学校の先生達は子ども達に何を伝えたいのでしょうか。
おそらく以前（1980年代後半）に流行した管理教育の名残りで、完璧にルールに当てはめることだけを良しとしてしまっているのかもしれません。
そのほうが生徒の管理がラクですからね。
カットに行った時に馴染みの美容師さんにこのことを話したら、他のお客さんも含めて全員が「異常ですね」と言っていました。
プロの美容師からしても耳の形や、生え際の広さは人それぞれですし、バリカンでカットしても早い人は一週間程度で耳についてしまうことがあるそうです。
日本の社会から寛容さが奪われている原因になっていないか
このことで考えさせられたのは、近年日本の社会から寛容さが失われていっているのは、このような髪の毛一本のミスさえ許さないような学校教育の現場にも原因があるのではないかということです。
（この場合は本人のミスではないと思いますが）
些細なことでも猛烈にクレームをつける人が増えていますが、子どもの頃から寛容に育てられていないから、大人になっても寛容になれないのではないでしょうか？
そのような気がしてなりません。
中学校の先生達は子ども達の寛容な心を育むためにも、もっと伸び伸びと育てていくことを考えてもらいたいものです。
＊＊＊お願い＊＊＊
この件に関しては私ももう少し勉強をしていきたいと思っています。
色々なご意見を参考にしたいので、もし感想やご意見等ありましたらFacebookページのほうにコメントをいただけたらと思います。
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