6月15日開催【オンライン勉強会】『人生100年時代のライフプランと資産運用<資産運用編>』
あけましておめでとうございます。
ファイナンシャルプランナー(FP)の久保逸郎です。
金融業界は年末ギリギリまで営業なので、私も例年通り30日まで普通に仕事して、息子と事務所に泊まり込んで大掃除を行いました。
お正月はサッカーの天皇杯決勝、箱根駅伝や「とんねるずのスポーツ王は俺だ!」にライスボウルなどで、スポーツ観戦三昧の毎年変わらない年始を過ごしました。
「90歳まで安心のライフプラン」を合言葉に
昨年はとても嬉しいことがありました。
それはセミナーやコンサルティングの時に毎回話していた「90歳まで安心のライフプラン」という言葉を、一昨年の11月からホームページなどに打ち出すようにしてきたのですが、それが多くのお客様との一緒に目標として共有できただけでなく、FPとしての私のイメージとして浸透してきたことを感じられたことです。
今月講演をさせていただく住宅金融支援機構の『低金利時代の住宅ローンの選び方~90歳まで安心のライフプラン~』というセミナーの題目も、先方の担当者が考えて提案を行ってくれました。
このようなことは本当に嬉しいものですね。
正しい投資の考え方を広める活動を
その一方で、昨年は若い方々から「投資は社会に役立つものなのですか?」「投資はなるべく避けたい」という言葉を聞いてとても残念に思うこともありました。
「投資」に対して悪いイメージを持ってしまっている若い方が意外に多いことを感じています。
そのような発言をされる方の多くが「投資」と「投機」の違いを認識しないまま、投資に対して悪いイメージを持ってしまっているようです。
例えば、日本はODA(政府開発援助)として長年「円借款」や「海外投融資」を行ってきています。
それらの資金は新興国の道路や橋梁・鉄道などのインフラ整備等に使われ、新興国の経済発展に大きく貢献をしてきました。
このような資金の多くは低金利での融資であるため、日本は援助先の新興国から利息を含めて返済をしてもらっています。
しかも新興国の発展で日本経済が潤っている部分は相当大きいものです。
これは立派な「投資」の形ですよね?
つまりこれから成長しそうな国や企業などに当面使う予定のない余裕資金を貸し出して(出資して)、その成長の恩恵をじっくりと受け取っていこうとするのが「投資」なのです。
ボランティアなどを頑張ることも素晴らしいことですが、「投資」を行うことも知的な社会貢献の方法だと思います。
「いつ買って、いつ売るか」ばかりを気にして、株価や為替を当てに行く「投機」とは根本的に違うものなのですが、日本ではその違いを理解している人がまだまだ少ないのが現状です。
そのため私自身のライフワークとして、これから正しい投資の考え方を広める活動をもっと頑張っていかなくてはいけないと感じています。
FP業界をより良くしていくために
また、FPの業界に対しても、昨年は残念に思うことが多くありました。
10年ほど前までは私も福岡のFPのイベントの実行委員長をしたりしていましたが、「FPでは食べれない」「仕事が無い」というネガティブな声や、高い手数料を稼げる保険商品の話しばかりをしている人が多いことに嫌気がさして、近年は一線を引いてきました。
そのために気づくのが遅れてしまったのかもしれませんが、最近は銀行窓販の勢力拡大やマイナス金利などで保険業界の競争が厳しくなっている影響もあるのか、FPが不透明な海外の金融商品(オフショア)や私募ファンドなどを顧客に勧めているケースが増えてきているようです。
(全てのオフショアや私募ファンドを否定するつもりはありません)
なかには顧客に対してネットワークビジネスの勧誘をしているFPまでいて大変驚きました。
そのためFPの提案に疑問を感じて、私のところにセカンドオピニオンを求めてくるお客様が最近急増しています。
FPの仕事は「CLIENT FIRST(顧客第一主義)」であることが最も大切なはずですから、このような傾向は業界にとって良いことではありません。
それに毎年数名のFPの方から相談の連絡を頂戴していますが、実務経験がほとんど無いにもかかわらず、「どうやったらメディアの仕事ができるようになるのか教えて」「講師がしたいけどどうしたらいいのか」という安易な人が増えてきて残念に感じています。
私自身の考えではあくまでもお客様が主役で、FPはお客様をサポートする裏方です。
時間をかけてマネープランを考えていく地道な作業がFPの仕事の本質だと思うのですが、どうも目立つ表層の部分だけを見てしまう方が多いようです。
年末に神奈川県川崎市でFPの方々を相手にビジネスモデルや、ライフプラン・資産運用のコンサルティング方法などについて話しをさせていただきました。
そこで私の仕事の全体像を紹介して、これまで試行錯誤しながら14年間積み上げてきた経験や知識が、多くのFPのお役に立てるものだと手応えを得たこともあります。
今年からは真っ当にFPとして仕事をしていきたいという方々に対して、何かしらの形で考え方やノウハウを伝えていくことをしていこうと考えています。
顧客のライフプランの実現のお手伝いをするFPは素晴らしい仕事だと思うので、少しでも業界が良くなるように貢献していこうと思います。
プライベートの目標はフルマラソン完走
そしてプライベートのほうの今年の目標はフルマラソン完走です。
昨年の石垣島マラソンではなんとかフルを完走しましたが、一昨年に追突事故に遭った時の後遺症が残っていて、制限時間59秒前にかろうじてゴールに辿り着くという有り様でした。
それに加えて昨夏にはまた右膝を痛めてしまい、長い距離を走ることが全くできませんでした。
その影響でこの一年で約6キロも体重が増えてしまったので、今年は身体を絞りながら鍛えてフルマラソンに挑戦をしようと考えています。
20年間のアメリカンフットボールの現役生活で右膝を2回、足首を1回手術してボロボロの身体なので、自己記録更新を狙うというわけにはいきませんが、自分自身が「精一杯やった」という気持ちになるようにしたいですね。
また、昨年は一度も出ることができなかったので、テニスの大会にも出てみようと思います。
今年の春で独立して15年目を迎えますが、例年とやることはあまり変わりません。
老後まで安心して暮らせる社会の実現に向けて、プロのファイナンシャルプランナーとしてけっして傍観者にならず、批判を恐れずに、何事も前向きにチャレンジをしていこうと思います。
本年もよろしくお願いします。
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