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やる気が出ない 〜やる気を東洋医学的に考えるの巻〜

田中智行

田中智行

テーマ:症状

こんにちは
あなたにぴったりの漢方薬を選びます
自分のことを好きになるちょっと不思議な漢方薬局
『ちぎょうの漢方』薬剤師 田中智行でございます

今日はやる気のお話

『なんかやる気が出ないんですよね』

カウンセリングをしているとそんなご相談よくあります

昭和の時代では
『気合いが足りんとたい!』

そんな一言で片付けられ
今でいう体罰的なものもありましたねー

でもね
やる気ってのは頑張って出すものではない
『やる気があるから頑張れるんです』

そんなやる気
東洋医学的にみてみましょう

東洋医学的に考える

カラダの基本3要素『気血水』
やる気っていうくらいですので
ここには『気』が大きく関わっている

カラダの基本5要素『肝心脾肺腎』
気の元を作るのは『脾』
そこから気を作るのは『肺』
そこから気を流すのは『肝』

やる気に関しては
どうもこのあたりが関係してそうです

そんなやる気ですが
大きく分けて2つのやる気に分かれます

それは『気虚』と『気滞』
気虚っていうのは気が足りない状態

気がないんですから
やる気なんて生まれようがありません

やる気がないのが特徴で
この時は主に『脾』『肺』の働きを整えていきます

気滞ってのは気が滞っている状態

気はあるんやけど
うまくカラダを巡っていない状態

やる気が持続しないのが特徴で
この時は主に『肝』の働きを整えていきます

環境を整える

『気虚』と『気滞』
この2つは対策が全く違う

気虚の場合は気が足りないので
気が生まれるような対策が必要

気は食べ物と空気から生まれる

つーことはだ
良い食べ物を食べて
きれいな空気を吸ったら良いってわけ

良い食べ物って難しく考えなくていい
旬の食材を丁寧に調理して食べたら良い

インスタントのものやお惣菜を買って食べる

忙しい時にはそれでもいいけれど
やる気がないのであれば食べるものを大切にしよう

きれいな空気はパワースポットに行くと良いけれど
毎日となると無理

だったら
朝イチの新鮮な空気を取り入れましょう

外に出て深呼吸なんてサイコー
ちなみに気虚の人は吐くことが苦手だったりしますね

気滞の場合気が滞っているので
滞りをなくす対策が必要

カラダの中の気が流れるように
塊をほぐすイメージ

そのためには運動が良い
ストレッチなど軽く汗をかくような運動

カラダを軽くしてくださいね

香りの良いものを食べたり嗅いだりするのもOK

ハーブティーやお香
お蕎麦や香味野菜

緊急時は炭酸水を飲むのもいいね
ゲップが出てスーッとします

やる気ってのは
ついつい精神論に落とし込みがち

西洋医学的にも
精神的な薬を渡されるだけでなかなか解決しない

そんな時は
東洋医学的アプローチがおすすめ

段々とやる気が出てくるのがわかりますよ^^

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田中智行
専門家

田中智行(薬剤師)

ちぎょうの漢方

誕生日から陰陽五行で体質と資質を読み解き、カウンセリングで不調の原因を見つけ、あなたにぴったりの漢方薬を選びます。オンライン相談も可能。“好き”“得意”を整理し強みを見つける実践セミナーも開催。

田中智行プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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