認知症になりたくない② 〜未来への不安が強い人の巻〜
こんにちは
自分のことが好きになるちょっと不思議な漢方薬局
ちぎょうの漢方薬剤師 田中智行でございます
今日も頭痛の症例の話
2回ほど頭痛のことを書いてきましたが
頭痛を諦めない①
頭痛を諦めない②
今回も違う症例を書いてみましょう
天気に左右される頭痛
『吐き気がするほど頭痛があります』
ほうほう
そうなんですね
それでは少しお話を聴かせてください
頭痛がする
って言っても実はいろんな頭痛がある
1番に確認するのは部位
そして時間や環境
まずは部位
前頭部 後頭部 側頭部
これらの部位によって何が悪いのかある程度判断できます
今回のお話によると
前頭部>側頭部の感じがするとのこと
時間帯は朝方が多い
環境的には雨降りの前や台風の前、梅雨時とのこと
ほうほう
これだけでも大体の見当がつきました
他にもね
5月あたりから不調
特に精神的な不調に陥る
湿疹も出やすい
夜は何度も起きる
トイレも近い
目の奥の痛み
食べすぎる
耳鳴り
鼻水鼻炎花粉症
まだまだありますが割愛
結構不調のオンパレードっす
東洋医学的に考える
カラダの基本3要素『気血水』
全てがおかしくなっていますが
その中でも水の不調は大きい
水の滞りが頭痛の1番の要因です
カラダの基本5要素『肝心脾肺腎』
これも全てがおかしくなっていますが
あえて言うと肝脾腎がおかしくなっています
仕事もとても忙しく
かなりのストレスと徹夜なども入る様子
こんな状態が続くと
カラダはとても熱を持つ
お腹の中でお湯を沸かしている状態を想像してみて
お湯が沸くと水蒸気は上に昇っていく
水と血を伴って上昇していく
その上昇した気血水が頭痛の原因
目の奥の痛みや鼻炎、耳鳴りなどもそれが原因です
異病同治
同病異治
東洋医学にはこんな言葉があって
違う病気でも同じ治療をするし
同じ病気でも違う治療をする
頭痛や目の奥の痛み、鼻炎や耳鳴り
これらは西洋医学的には別の病気とみなし
内科脳神経外科眼科耳鼻科と専門受診を勧められる
東洋医学的には一見違う症状でも
原因が一緒ならば治療は同じになるし
ある人と同じ症状であっても
原因が違う場合違う治療となります
今回の場合も頭痛の治療をするに従って
いろいろな症状が楽になってきました
一旦楽になった後
カラダを治すために続けてもらっています
頭痛はたまにありますが
頻度は劇的に減り
お天気に体調が左右されることも
ほぼなくなって
以前とは見違える感じで
バリバリ仕事をされていますね
今の当たり前は当たり前ではない
日常生活のパフォーマンスを上げる
カラダが楽になり
カラダが正しく働けるようになると
こんな効果が出てきます
頭痛って
結構長年付き合ってきた方が多く
痛み止めでやり過ごしたりして
自分の中で当たり前の症状になっていることが多い
でもね
頭痛があることは当たり前ではないよ
毎日を健やかに生活できる
そんな当たり前の生活を取り戻し
パフォーマンスを上げていきましょう^^