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不登校児向けの家庭教師の費用や料金システムは?

白岩洋志

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テーマ:不登校対象の家庭教師

こんにちは!家庭教師のアーチ、代表の白岩です。今回は「不登校児向けの家庭教師にかかる費用や料金システム」についてお話ししていきたいと思います。このページを見て頂いているという事は、

「不登校の子供に家庭教師をつけようと思っているけど費用はどのくらいかかるの?」

「不登校児向けの家庭教師センターの料金システムってどんな感じなんだろう?」

このように不登校児向けの家庭教師センターに頼む際の費用や料金システムに不安を抱えていらっしゃるのではないでしょうか?たしかに不登校のお子さまに家庭教師をつけるとなった時に、全国に不登校児向けの家庭教師センターは数えきれないほどありますし、個人契約で不登校児対応の家庭教師も入れれば「何を基準に家庭教師を選べば良いのか?」と迷ってしまいますよね。もちろん「不登校のお子さまに費用や料金システムだけを基準に家庭教師を頼む」という事はないと思いますが、不登校という事であれば、家庭教師との相性、信頼関係の構築、戻り学習(不登校期間が長いお子さま)という部分を考えれば、学習意欲が上がって学力が身につくまでに時間がかかるケースが多いのは事実です。長期的に家庭教師をつけていくとなれば「費用」や「料金システム」は非常に大事な要素になってきます。以下に家庭教師をつける時の「費用」や「料金システム」をまとめてみましたので、お子さまへの家庭教師選びの参考にして頂ければと思います。

●不登校児向けの家庭教師センターごとに費用や料金システムも全然違う

不登校のお子さまに家庭教師を頼む手段は大きく分けると4つのパターンがあります。具体的には「不登校児専門の家庭教師センター」「一般的な不登校児対応の家庭教師センター」「プロ家庭教師」「個人契約」です。以下にパターンごとの費用や料金システムをまとめてみました。

①不登校児専門の家庭教師センター
これは不登校児のみ受け付けている家庭教師センターです。不登校児向けのサービスなどが充実しているところが多いのはメリットかと思います。ただ、不登校専門のセンターの数は全国的にも少ないです。私も家庭教師のアーチを運営していますが、不登校児のみに絞ってしまうと顧客の数がかなり限られてしまうので、運営していく上で自然と費用が高くなってしまう傾向があります。

家庭教師を受講する際の60分の費用は3000円~5000円が相場です。週1回90分(月4回・6時間)で家庭教師を受講するのであれば、月々18000~30000円くらいが費用の相場でしょうか。不登校児専門の家庭教師センターは個人的に運営しているところが多いので、大手家庭教師センターと比較すると家庭教師の登録数が少なくなるケースも多く、事前にどのような家庭教師が教えに来るのかなど確認が必要かと思います。

②不登校児向けの一般的な家庭教師センター
インターネットで「不登校 家庭教師」などで検索するとたくさん出てきます。「不登校コース」や「不登校サポート」など出てきますが、一般的な家庭教師センターが不登校のお子さま向けに作っているコースなので、①で説明した「不登校児専門の家庭教師センター」とは異なります。

一般の不登校児対象の家庭教師センターは、受講する際の60分の費用が2000~3000円になります。週1回90分(月4回・6時間)で家庭教師を受講するのであれば、月々12000~18000円くらいが費用の相場と言われています。一般的な家庭教師センターは本当に数が多いので、小規模、中規模、TVでCMをやっているような大手、それぞれ費用や料金システムも全然違います。ただ、ホームページで詳しい費用や料金システムが出ていないケースや、電話で質問しても「まずは体験を受けてみてください」とすぐに教えてくれない場合は高額な費用がかかるケースがあるので注意が必要です。詳細に関しては後で「指導料(先生の時給)以外にかかる費用」のところで説明します。

③プロ家庭教師
ここは「アマチュア家庭教師」と「プロ家庭教師」のライン引きが難しいところですが、不登校のお子さまを多数指導した経験がある、不登校児の家庭教師を10年や20年以上などかなり長期的に指導している、このような家庭教師になるかと思います。一般的な家庭教師センターや、プロ家庭教師だけを扱う家庭教師センターもありますし、④でも説明しますが個人契約の家庭教師にもいます。ただ、プロ家庭教師だけあって料金もかなり高額になり、受講する際の60分の費用は5000円~10000円くらいです。週1回90分(月4回・6時間)であれば、月々30000~60000円くらいの費用になるケースが多いです。ただ、家庭教師経験が多くあるので安心して任せられるところもあると思うので、月々の費用が問題がなければかなり効果は望めるのではないでしょうか。

④個人契約の家庭教師
最後に個人契約の家庭教師です。これは一般的な家庭教師センターを通さずに個人間(ご家庭と家庭教師)でのやり取りで進めていく家庭教師の事です。インターネットで「家庭教師 個人契約」で検索すると、個人の家庭教師の方とやり取りが出来る掲示板などが出てきます。ただ、家庭教師センターを通さずに「個人契約」で家庭教師をしたいという人は、家庭教師センターを通すことによって「指導時給を設定されたくない」「指導方法などを決められたくない」「契約期間などの規則に縛られたくない」という考えがある人(もちろん全員には当てはまりません)もいるので、指導時給は少し高めになる傾向があります。受講する際の指導時給は「2500~4000円」くらいが相場なので、週1回90分(月4回・6時間)であれば、月々15000~36000円くらいが費用の相場になります。また、掲示板に出ているプロフィールなどを見ながら自分で家庭教師を探していく事になるので、どの家庭教師を選ぶかというところも大事な要素になってくるかと思います。

●指導料(家庭教師の時給)以外にかかる料金システムに注意

不登校児向けの家庭教師を選ぶ際にとても大事になってくるのが、上記で説明した「60分の費用(家庭教師の時給)以外にかかっている料金システム」です。上記の「③プロ家庭教師」と「④個人契約の家庭教師」は基本的に「60分の費用(家庭教師の時給)」のみになるケースが多いですが、「①不登校児専門の家庭教師センター」「②一般的な家庭教師センター」に関しては、家庭教師の時給は本人が全額受け取るケースが多いので、この費用以外にかかる料金システムがあるケースがほとんどです。以下にまとめてみました。

【追加で費用がかかる料金システム①】入会金
これは家庭教師センターに入会する際に必要な初期費用です。費用の相場は20000~30000円、高いところになると50000円くらいかかるところもあるので、入会する前に必ず確認しておきたいところです。また、時期によってはキャンペーンなどで入会金が無料になる事もあるので、そこもねらい目かもしれません。

【追加で費用がかかる料金システム②】教材費
これは家庭教師を受講する際に使用する教材(テキスト)にかかる費用です。これはかなり高額になることが多く、1教科3000~4000円/月が費用の相場です。毎月かかってくる費用なので、教科数によっても料金が変わってきますが、月々10000~15000円くらいが費用の相場です。年間単位で教材を頼み、それを分割して払うというイメージなので、ローン払いになるケースが多いです。途中で辞めた時に家庭教師センターに支払う費用がいくらなるのかも事前に確認しておく必要があります。

【追加で費用がかかる料金システム③】管理費
先ほど説明した「教材費」を取る家庭教師センターはこの「教材費」から運営費用もまかなっているケースが多いですが、教材費がない場合は「管理費」として別途費用がかかる料金システムのところが多いです。費用の相場としては8000~15000円くらいです。

【追加で費用がかかる料金システム④】更新費
年間ごとの契約で更新の時期に払う費用です。賃貸で家を借りたときの「更新料」のようなイメージですね。費用の相場としては10000~20000円になります。契約時に見落としやすい料金システムでもあるので、事前に確認が必要かと思います。

【追加で費用がかかる料金システム⑤】チェンジ料
これは家庭教師との相性が合わずに交代を依頼する際に発生する費用です。費用の相場としては5000~10000円くらいです。不登校のお子さまへの家庭教師は相性面も非常に大事な部分なので、いざ「家庭教師を交代しよう!」となった時にこのような費用がかかるか料金システムだと少し心配ですよね・・・。家庭教師に関しては気軽に交代できる料金システムの家庭教師センターを選んであげた方が不登校のお子さまにとっては良いかと思います。

【追加で費用がかかる料金システム⑥】違約金
これは家庭教師センターと契約をする際に契約期間(1年契約など)があった場合、期間内に退会する際にかかる費用です。費用は家庭教師センターによって異なりますが、月謝の1ヵ月分が「違約金」となっている料金システムのところもあります。契約をする際に「辞める時の費用」は盲点になりやすく、実際に退会する際に高額な費用がかかるケースも少なくありませんので事前に確認が必要です。

●不登校児に家庭教師をつけるメリット

不登校のお子さまに家庭教師を検討されているご家庭から「不登校の子供に家庭教師ってどうなんですか?」という質問をよくされます。不登校のお子さまが勉強する手段を考えると、家庭教師の他には学習塾もあるかと思いますが、個人的には「家庭教師」が不登校のお子さまの勉強方法としては一番向いているのかなと思っています。

理由としては、勉強方法として学習塾も良い部分はありますが、集団塾にしても個別指導塾にしても家から外に出て、学校に通っているお子さんたちと一緒に勉強する環境になるので、不登校のお子さまが不安になってしまうケースが多いですし、勉強に集中出来なくなる原因にも繋がってきます。まずは「自宅」という安心できる環境の中で、学校に安心して戻れるような「学力」と「人間関係」を身につける中で「自信」を取り戻すことが優先ではないでしょうか。また、「午前中」「日中」などの早めの時間帯で受講できるのも家庭教師の大きなメリットかと思います。

●不登校児向けの家庭教師にかかる費用や料金システムについてのまとめ

【家庭教師の種類】
不登校専門の家庭教師センター・一般的な不登校児対応の家庭教師センター・プロ家庭教師・個人契約の家庭教師の4種類がある。

【費用】
家庭教師センターの種類ごとに費用や料金システムも違う。費用面以外の部分も総合的に考えると、それぞれにメリット・デメリットがあるので、お子さまの状況によって何を優先するかを考えながら選ぶ事が大事。また、家庭教師の指導時給以外にも「入会金」「教材費」「管理費」「更新費」「チェンジ料」「違約金」などがかかる料金システムも多いので、家庭教師センターと契約する前に費用や料金システムを細かく確認しておくことが必要。

いかがでしたでしょうか?上記でもお伝えしたように、どの家庭教師を頼むかによって「費用」「料金システム」は本当に様々です。今回の内容を少しでも参考にして頂いて、お子さまにとってベストな学習方法を選択をして頂ければと思います。私は20年以上、この家庭教師業界にいるので不登校の件で何かお困りの事があれば気軽にご相談ください。以下に家庭教師のアーチのホームページのURLを記載しておきますので、ご興味がある方はぜひ参考にしてくださいね。

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白岩洋志
専門家

白岩洋志(家庭教師、家庭教師マッチング)

家庭教師のアーチ

家庭教師業界歴20年以上の経験で、子どもの性格や目標に合わせられる家庭教師をマッチング。約2000人の登録家庭教師の中から「出会えてよかった」という1人を選び、低価格&上質な教育を提供していく。

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